血糖値の急上昇があらゆる生活習慣病に繋がる危険な症状であることは大抵の大人が知っているところ。でも実際自分の血糖値はについて心配している人は少ないのではないでしょうか。日頃血糖値が正常な方でも、危険な生活習慣病に繋がってしまう見逃しがちな症状があり、それが「血糖値スパイク」と呼ばれて注目されています。血糖値スパイクについて調べてみました。

「血糖値スパイク」ってなんなの?

わたしたちが健康診断を受ける際は、空腹状態で受けるのが決まりです。そのため健康診断でわかるのは空腹時の血糖値のみ。空腹時の血糖値が正常であれば心配ないと思われがちですが、空腹時の血糖値が正常でも、食後の血糖値が急激に上下降する人がいるのです。この食後の血糖値が急激に上がって下がることを「血糖値スパイク」というそう。血糖値スパイクは空腹時の血糖値が高い人と同様、非常に危険な症状とされます。当然、健康診断では見つけにくいため、無自覚に発症している可能性が高いとされるのです。

老若男女、体型を問わず起きるのが血糖値スパイク

血糖値の問題が生じるのは中高年の肥満層だろうと思うかもしれませんが、そんなことはありません。健康診断で血糖値が正常と言われた働き盛りの人や、痩せ型の20代女性など、老若男女、体型を問わず血糖値スパイクが起きていることも報告されています。

血糖値スパイクで突然死のリスクが高まる

実際に健康診断で血糖値が正常といわれていた40代男性が、体調が急変して病院へ運び込まれる事例が発生しているのですが、この診断結果がまさにこの血糖値スパイクだったというケースもあります。血糖値スパイクは知らず知らずに身体を蝕み、動脈硬化などの生活習慣病を招き、果てには心筋梗塞、脳梗塞発症などの突然死リスクをも高めてしまう危険な症状なのです。最新の研究によれは認知症やガンのリスクも高めるといわれているようです。

しかしこんな危険な血糖値スパイクでも、簡単に防ぐ方法というものがあります。それが野菜を先に食べる「ベジファースト」のテクニック。更に食後に運動をすればなお良しということです。血糖値の変動は体だけでなく心にも悪影響を及ぼすことがわかってきています。ダイエットや健康管理のためだけでなく、気持ちよく生活するためにも血糖値コントロールは誰にとっても必要なことと言えそうです。


writer:サプリ編集部