テニス、ウィンブルドン選手権、男子シングルス決勝。表彰式でトロフィーにキスするアンディ・マレー(2016年7月10日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)は30日、男子シングルスのドローが発表され、連覇がかかる大会第1シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は、同大会を2度制している第4シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と準決勝で激突する可能性がある組み合わせとなった。

 一方、歴代単独1位となる通算8度目の大会制覇を目指す第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は、順当に4強入りを果たせば同大会のタイトルを3度獲得している第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と対戦する可能性がある。

 前回王者のマレーは、3日の開幕戦でカザフスタンのアレクサンダー・バブリク(Alexander Bublik)と対戦することが決定。マーティン・クリザン(Martin Klizan、スロバキア)と初戦で対戦するジョコビッチは、3回戦でファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)が待ち受けている可能性がある。

 ジョコビッチは2013年大会の準決勝で、フルセットの末にデルポトロを下しているが、デルポトロも昨年のリオデジャネイロ五輪でジョコビッチを破っており、同カードは第1週目の目玉になるとみられる。

 フェデラーの1回戦の相手はアレクサンドル・ドルゴポロフ(Alexandr Dolgopolov、ウクライナ)に決まり、全仏オープンテニス(French Open 2017)で10度目の優勝を果たしたばかりのナダルは、オーストラリアのジョン・ミルマン(John Millman)との試合で開幕を迎えることになった。

 エイゴン選手権(AEGON Championships 2017)でまさかの初戦敗退を喫し、その原因となった腰の故障を何としても振り払って大会に臨みたい30歳のマレーは、1回戦を無事に突破すればジョアン・ソウザ(Joao Sousa、ポルトガル)対ダスティン・ブラウン(Dustin Brown、ドイツ)の勝者と対戦する。派手な風貌で知られるブラウンは、世界ランク102位で出場した2015年大会でナダルを撃破している。

 順当にベスト16入りを果たした場合、マレーがリュカ・プイユ(Lucas Pouille、フランス)と対戦するとみられるのに対し、スランプ続きで現在は世界4位まで後退し、今季は四大大会(グランドスラム)すべてのタイトル獲得に失敗するかもしれないジョコビッチは、4回戦でガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)とぶつかる可能性がある。

 フェデラーは4回戦に進出した場合、第13シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)が待ち受けているとみられ、さらに準々決勝では2016年大会でファイナリストとなった実績を持つ第6シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)か、第10シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)と対戦する可能性がある。前週のゲリー・ウェバー・オープン(Gerry Weber Open 2017)決勝では、フェデラーがズベレフをストレートで退け、通算9度目のタイトル獲得に成功した。

 ナダルの4回戦の相手は、ビッグサーバーで第16シードのギル・ミュラー(Gilles Muller、ルクセンブルク)になると予想され、準々決勝では第9シードの錦織圭(Kei Nishikori)か、第7シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)が待ち受けている可能性がある。

 ナダルとフェデラーは2006年、2007年、そして2008年大会に続き、ウィンブルドンの決勝で4回目の対戦を果たす可能性がある。9年前の決勝では、5時間近くにも及ぶフルセットの末にナダルが勝利を収めており、この試合はグランドスラム史上に残る名勝負の一つとなった。
【翻訳編集】AFPBB News