30日、韓国で昨年、358万人の観客を動員する大ヒットを記録した映画「鬼郷」の続編が制作されることが分かり、話題となっている。資料写真。

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2017年6月30日、韓国で昨年、358万人の観客を動員する大ヒットを記録した映画「鬼郷」の続編が制作されることが分かり、話題となっている。

韓国・スポーツ東亜によると、昨年2月に公開された映画「鬼郷」は元慰安婦女性の人生を描き、多くの韓国国民の共感を得た作品。また、これまでに北米や欧州、アジアの61の都市で1300回以上上映されるなど、世界的にも話題となっている。

14年にわたる準備の末に「鬼郷」を完成させたチョ・ジョンレ監督は現在、続編の制作に取り掛かっているという。続編は既存の撮影内容を基に、前回の作品に含まれなかった話が加えられる。前作でわずかに登場した少女を新たな主人公にし、彼女の視線で当時の痛みや希望を描く。

制作チームは続編の制作を今年中に終える予定で、劇場での公開など多くの観客が観覧できる方法を模索しているという。

映画界関係者は「鬼郷の成功にとどまらず、慰安婦の被害問題を描き続けようという制作チームの忍耐と努力の結果」とし、「韓国映画では珍しい試みだ」と評価している。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「1000万人以上、いや全国民が見なければならない映画だ」「文化としてでもいい。話題に上り続けることが大事」「胸が締め付けられ、涙が出る映画。全国民が知って記憶しなければならない」「たとえ少額でも投資して助けになりたい」「制作チームは見えないところで苦労しているのだろう。その苦労は歴史が分かってくれる」など続編の制作に好意的な声が寄せられている。

また、「映画の中に出てくるかわいそうな少女たち、つまり今のおばあさんたちを批判する一部の韓国人が本当に理解できない。なぜ日本を許そうなんて言えるの?」「こんな問題をたった10億で終わらせた朴槿恵(パク・クネ前大統領)って…」との声も。

一方で「え、また撮るの?もういいよ」「監督はお金のために制作するのでは?」「メッセージも重要だけど完成度をもっと上げてほしい」など厳しい意見もみられた。(翻訳・編集/堂本)