<後編>株式会社フォーバル

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<後編>株式会社フォーバル

今回の取材先 株式会社フォーバル
事業内容: 1980年に創業。法人向けに電気通信機器、コンピュータおよび端末機器の販売・設置工事・保守管理を手がける。現在では、情報セキュリティ、Web構築などの情報通信コンサルティングのほか、中小・中堅企業に対して海外進出、人材・教育、環境、事業承継などの経営課題のコンサルティングに取り組んでいる。

前編では、入社10年目の丹羽英史(にわ・ひでし)さんに、新人時代についてお話をうかがいました。後編では、これまでのキャリアの中で印象に残っていること、1日のスケジュールについてご紹介します。

■ 印象に残っている仕事とフォーバルで働く魅力

−担当してきた仕事で印象に残っていることを教えてください

入社7年目までは、さまざまな部署で情報通信のコンサルティング営業をしてきましたが、2015年に異動し、今度は「中小企業の経営支援」というまったく異なる分野を担当するコンサルタントになりました。弊社が主催するセミナーや勉強会に参加いただいた経営者の抱いている、人材・資金繰り・業績などの課題に共に向き合い、企業経営をサポートするのがコンサルタントのミッション。経営者とじっくり話をして考え方を理解するだけでなく、そこで働く従業員の悩みもしっかりと受け止め、第三者の立場で課題解決に向けた計画を立て、社長や従業員と共に実行していきます。これまでとガラリと仕事内容が変わったので、異動当初は、まるで転職したような気持ちでした。

 

2016年にあるメーカーを引き継ぎ、私自身も試行錯誤しながら、新たな目標を策定して実行に移していったところ、従業員の表情が変わり、自発的に業務提案をしてくれるように。社長からも「丹羽さんに相談に乗ってもらったおかげで、私自身の心持ちも昨年とは全然違う」と、励みになる言葉を頂きました。

 

現在は8社を担当し、その所在地は全国にわたります。今年の冬に行われた「社内コンテスト」では、コンサルタントとしても優勝することができました。勝敗を計る指標には、クライアントへのアンケート結果に基づく顧客満足度も含まれているので、自分の数字のみを競う営業時代の優勝とは違う価値があると思っています。

 

−今後の目標を教えてください

情報通信機器のコンサルティング営業は、自分が動けば成果に結びつきますが、企業支援は、どんなに良い計画であっても、コンサルティング先の社長や従業員が納得し、気持ち良く動いてくれなければ実現しません。そこが企業支援の難しい点ですが、同時にやりがいがある部分でもあります。皆さんのモチベーションが上がるよう、私自身が前向きな姿勢で接するよう心がけています。

 

私の今の目標は、自分が担当するクライアントに、「丹羽君に相談して良かった」と満足していただくこと。クライアントのために日々考え尽くすことで、結果はついてくると思っています。そして、将来的には担当するクライアントの海外進出のサポートなど、グローバルに活躍したいと考えています。

 

−働いてみて感じるフォーバルの魅力を教えてください

ジョブローテーションがあるので、いろいろな部署でいろいろな上司や同僚と仕事をできること。異動先次第では、転職したかのようなまったく新しいジャンルの仕事に挑戦することもできます。海外グループ会社もあるので、グローバルに活躍することもできるのが魅力です。

また、仕事でお会いするのは、企業の経営者が中心。さまざまな業種や業態の経営者とたくさん会うことができますし、その考えに直接触れられるのは貴重な経験。とても勉強になります。

 

−学生へのメッセージをお願いします
当社は「次世代経営コンサルティング」を推進していますが、経営を支援するのはたやすい業務ではありません。目の前にはさまざまな壁が次々とやってきます。時には、自分には乗り越えられないかも、と思うこともあるかもしれません。「それでもやってやろう」と思える人には、とてもやりがいのある職場だと思います。

それから、長い休みが取れるのは学生時代だけ。いろいろな経験を積んで、タフなメンタルを養っておくといいと思います。私自身、3年間の海外生活でさまざまな国の人たち、そして文化や考えに触れ、許容力や精神力が大いに鍛えられたと思っています。

 

■ 1日のスケジュール

6:30 起床。
8:00 宮城県にあるクライアントを訪問するため、新幹線で移動。
10:15 現地に到着。
11:00 訪問前にサブのコンサルタントと事前打ち合わせを行う。
12:00 昼食。
13:00 クライアントを訪問。従業員5名のヒアリング、社長との面談などを行う。
18:00 クライアント訪問終了。
19:00 新幹線で移動。
21:00 自宅に直帰。帰宅後、週に1回はジムに行って汗を流す

 

■ プライベート

 

小学3年生からサッカーを始め、サッカー好きが高じて大学時代はブラジルに留学。社会人になってからはフットサルを続けている。毎年1月2日には、高校時代のサッカー仲間と集まって楽しむ“初蹴り”を10年以上続けている。

 

取材・文/笠井貞子 撮影/刑部友康