30日、日本のある映像が中国の動画サイトに投稿され、ネットユーザーの注目を集めている。資料写真。

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日本でも中国でも、子どもの教育をめぐってはさまざまな論争がある。中でも体罰の可否については、その程度なども含めて意見が分かれるところだ。30日、日本のある映像が中国の動画サイトに投稿され、ネットユーザーの注目を集めている。

動画サイト・陽光寛頻網に投稿されたのは、「日本のママはどうやっていたずらっ子を教育するのか見てみよう」と題された1分弱のドライブレコーダーの映像。車が住宅街を走っていると、戸建ての駐車場に止められた車の陰から突然、3歳くらいの子どもがランニングバイク(ペダルのない自転車)に乗って飛び出してくる。車が急停車したため、何とか事故は免れた。直後に家の方から慌てて出てきた母親らしき女性は、ドライバーに向かって頭を下げてから子どもに駆け寄り、横っ面をビンタ。子どもは反動でバイクから転げ落ちた。

この動画に対して、中国のネットユーザーからは「どうやら、(こういう状況で子どもをたたくのは)世界中どこでも同じようだ」「ひっぱたくべきだ。でないと次は命がなくなるかもしれないからな」といった声や、「俺のおじさんもそうだった。川で泳いで遊んでいたら、おじさんが棒を持ってやってきた。川の真ん中の方に逃げる俺を見て『たたかないから、こっちおいで』って言うので岸に上がったら、めちゃめちゃたたかれた。それから川では二度と遊ばなくなったよ」といった体験談を語るユーザーもいた。

また、母親の対応について、「中国のママならまずドライバーを責めるだろうね」「たたく親の子どもは将来それをしなくなる。ドライバーを罵倒する親の子どもは将来はねられる」「30数年前は中国もこうだったんだけどなあ。昔は子どもがけんかしてるのを見たら、まず自分の子どもをたたいたもんだ。でも、今は一緒になってけんかする」と、最近の過保護すぎる中国の保護者を皮肉ったコメントも少なくない。

このほか、「なんと、先にドライバーに頭を下げるとは。この民度よ」「(これが)素養教育。まずドライバーに謝ってから子どもをしかる」「日本の文明レベルはアジア最強」と母親がすぐにドライバーに謝罪の意思を示したことを称賛するコメントも寄せられた。

日本では昨今、教育現場などでの体罰への批判が高まっている。中国でも以前に比べて体罰に批判的な声が増えてきているものの、「たたかなければ一人前にならない」と言われるように、日本と比べると容認派が多い印象だ。(編集/北田)