嗣永桃子ラストライブ「ありがとう おとももち」より (提供写真)

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カントリー・ガールズの「ももち」こと嗣永桃子が30日、東京・青梅の特設会場にて、観客8,000人を集めたラストライブを開催。そこでは、およそ2時間30分のステージを繰り広げ、アイドル活動ならびに芸能活動への終止符を打った。

嗣永は2002年の6月30日、「ハロー!プロジェクト・キッズ オーディション」に合格してから、丸15年間(小学5年生から25歳の間=5,479日)のアイドル生活を過ごしてきた。

ライブ直前、インタビュー取材に応じる場面があった。

「どんなアイドル人生だったか」との質問には「アイドルになれて本当に良かったというのが、一番の思い。アイドルとしての経験を一杯楽しめた。何より、アイドルである自分が好き。自分のことがもっと好きになれた」と言い切った。

「やり残したことは?」との質問をうけても「ありません」と即答。「でも、今日のライブで失敗したら、相当、後悔するかも…。なので、皆さん成功するように祈ってください」と話し、笑わせた。

明日、7月1日からは「幼児教育の分野で頑張ります」とキッパリ。「今度は、子供たちのアイドルになります」と新天地でのイメージを持っていた。

「ニックネームは変わりそう?」との問いには「やっぱり、ももち!」。そして、「決め台詞である『かわいすぎて、許してにゃん♪』は封印してしまうのか」と心配されると「許してにゃん♪は、便利な言葉なので使っていきますよ」と返した。

爪跡を残した芸能界。一番の思い出や印象に残った出来事を聞くと「そんなの一杯あり過ぎて、決められないですよ〜」と言い、時間をかけて悩んだ。

「私のアイドル人生の中で、分岐点になったとすると、加藤浩次さんとの共演ですかね」と振り返った。

これは、2011年のバラエティー番組『めちゃ×2イケてるッ!』の出演エピソードだと思われる。

「加藤さんに蹴られ、粉まみれになり、スタジオからひきずり出されたことです。あの一連の流れで潮目が変わった。この私、嗣永桃子のことを知らなかった人にも、街を歩けば『ももち』と言ってもらえるようになった。なので、つんく♂さんと加藤浩次さんには、頭があがりません」と打ち明け、爆笑を呼んでいた。

▼ 嗣永は「本日を持ちまして、アイドルを卒業します」とコメント

嗣永桃子ラストライブ「ありがとう おとももち」より


▼ 「ファン方、メンバーの優しさがあって、自分を貫くことできました」


▼ 「私は本当に自分が大好きです」と言い、笑わせた