中国・四川省の成都で「爪ようじボーガン」の使い方を実演する男性(2017年6月20日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】中国で、子どもたちの間で大人気となっていた爪ようじやくぎを放つことができるおもちゃのボーガンが禁止され、当局は同国全土のおもちゃ店などに対する一斉摘発を実施した。国営メディアが報じた。

「爪ようじボーガン」の呼び名で知られるこのおもちゃは、もともとは爪ようじのみを飛ばして遊ぶ目的で開発された商品で、この数週間のうちに学校に通う子どもたちなどの間でマストアイテムとなった。

 しかし爪ようじの代わりに鉄くぎや金属針が飛ばされているとの報道を受け、保護者らから、失明や重大な事故につながる恐れがあると、このおもちゃに対する懸念の声が上がっていた。

 爪ようじボーガンは金属製またはプラスチック製のものがあり、安いものは5元(約80円)ほどで販売されていた。

 国営新華社(Xinhua)通信によると、当局は29日夜、爪ようじボーガンは発売からあっという間に全土に広がったが、それと同じような勢いで店の棚などから撤去されたと宣言した。また大手ショッピングサイトからも爪ようじボーガンは削除されたという。

 新華社は、北京(Beijing)在住のある保護者のコメントとして「これ(爪ようじボーガン)はおもちゃというより時限爆弾だ」と伝えた。
【翻訳編集】AFPBB News