学生の窓口編集部

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2017年も早半年が過ぎようとしていますが、この半年間は名アスリートが続々と引退を表明し、世間を驚かせました。近年のアスリートの引退は、年齢的に見てもまだまだ活躍できるのでは? と期待される、若い選手が多かったのも印象的です。そこで、イマドキの大学生たちにとって、今まで引退が衝撃的だったスポーツ選手は誰なのか、聞いてみました。

■「最近どのスポーツ選手の引退に一番衝撃を受けましたか?」

完璧主義度を診断でチェック! がんばりすぎて疲れちゃってるかも?

1位 浅田真央(スケート)……48.0%
2位 宮里藍(ゴルフ)……14.4%
3位 北島康介(水泳)……7.7%
4位 三浦大輔(野球)……4.0%
5位 村上佳菜子(スケート)……3.5%
その他 22%

■2017年最も衝撃的だった浅田真央選手の引退

・来季まで頑張ると言っていたが、引退と聞いてショック。真央ちゃんのアスリート人生はとても尊敬できるものなので、もう少し続けてほしかった(女性/20歳/大学3年生)
・平昌オリンピックに出るのを見たかった(男性/20歳/大学3年生)
・日本中に愛された選手だと思うし、まだまだ頑張ってほしかった(男性/21歳/大学3年生)

学生たちにとっても、最も衝撃的だったのが浅田真央選手の引退でした。「応援していた」「大好きだった」という声がとにかく多く、ストイックにトリプルアクセルに挑み続ける姿は賞賛の的でもありました。

現在の学生たちは、「物心つく頃から応援していた(女性/21歳/大学4年生)」ように、26歳の浅田選手が活躍しているのをずっと見てきた世代でもあります。そのため、引退についても衝撃が大きかったようです。

■女子ゴルフ人気けん引の立役者 宮里藍選手

・日本の女子ゴルファーと言えば藍ちゃんだから(女性/21歳/大学1年生)
・まだ全然現役で活躍できる年齢だと思う(男性/21歳/大学4年生)

5月29日に都内のホテルで引退表明の会見を開いた宮里藍選手。女子ゴルフ界のヒロインとして注目・活躍をし、ゴルフ人気に貢献してきました。お兄さん2人は現役ということや、「ゴルフはいつまでも現役でできるスポーツだと思っていた(女性/22歳/大学4年生)」という声から、引退をすることがとにかく意外との声が多く挙がっています。納得のいく成績で、最後のシーズンを終えてほしいですね。

■語り継がれる名言を残した北島康介選手

・レジェンドだから(男性/19歳/大学2年生)
・何度も名言を残している注目選手だったから(女性/21歳/大学4年生)

アテネ五輪での「チョー気持ちいい」に始まり、北京五輪での「何も言えねぇ」など、数々の名言を残してきた水泳の北島康介選手。レース直後のインタビューから飛び出した名言は、インパクト十分でした。オリンピック2大会連続2種目金メダル獲得など、数々の偉業を成し遂げてきた一流スイマー。現在はスイミングクラブを主宰するなど、指導のほうにも尽力されています。いつか北島選手の元からオリンピックスイマーが誕生するかもしれませんね。

■「ハマの番長」三浦大輔選手は野球少年たちの憧れ

・野球をやっていて小さい頃から憧れだった(男性/19歳/短大・専門学校生)
・ハマの番長もいつかは引退すると思っていたけれどやっぱりショック(男性/19歳/大学2年生)

25年間、ずっと横浜でプレーをしてきた、“ハマの番長"こと三浦大輔投手。とりわけ野球少年たちにとって衝撃的だったようです。引退会見にも、トレードマークのリーゼントで登場したのは印象的でした。

■大人びてきた姿が印象的だった村上佳菜子選手

・まだまだ活躍しそうだったからどうして? と思った(女性/20歳/大学2年生)
・早くて予想外だった(女性/23歳/大学院生)

浅田選手の引退に隠れがちですが、ムードメーカーではじける笑顔が印象的な村上佳菜子選手も、今年の4月にゲストとして出演した世界国別対抗戦のエキシビションで引退表明をしました。22歳という若さから、まだまだこれからと思っていた学生が多く、「本当にいいのかな? と不思議に思う(女性/19歳/大学2年生)」という声もありました。

今後は指導者の道も考えているという村上選手。持ち前の明るさで、これからのフィギュアスケート界を支えてくれるのではないでしょうか。

いかがだったでしょうか。小さい頃から活躍を見守ってきた選手の引退は寂しく感じますが、ぜひ今後の活躍にも注目して応援していきたいですよね。

文 長谷川鴨子

マイナビ学生の窓口調べ 
調査日時:2017年6月
調査人数:大学生男女399人