テスラやSpaceXを率いるイーロン・マスク氏は、アメリカ・ロサンゼルスの渋滞を解決するべく、都市の地下40層におよぶ広大なトンネル網を構築する構想を掲げています。磁気レールに自動車を載せて時速200kmで移動させるというアイデアは着々と実現に向かっており、マスク氏が実際にSpaceXの地下に初のトンネルを構築したことが報じられています。

Elon Musk’s Eccentric Plan to Drill Tunnels Under Los Angeles Is Actua | Vanity Fair

http://www.vanityfair.com/news/2017/06/elon-musks-eccentric-plan-to-drill-tunnels-under-los-angeles-is-actually-happening

イーロン・マスク氏は渋滞を解消するトンネル網構築にあたって、トンネルを作る企業「The Boring Company」を立ち上げています。The Boring Companyの設備や、時速200kmで移動する磁気レールトンネルのコンセプトムービー、および実際に時速200kmで磁気レールトンネルを走行するムービーなどは以下の記事にまとめられています。

都市の渋滞を地下トンネルで解消する「Boring Company」が車両イメージ画像と実験施設写真を公開 - GIGAZINE



このようにしてトンネル計画が少しずつ明らかにされている中、実際にトンネル構築がどれくらい進んでいるのかは定かではありませんでした。そんな中、イーロン・マスク氏が「「もうゴドー(Godot)を待つ必要はありません。すでに掘削は始まっていて、ロサンゼルスでトンネルの入り口が完成したばかりです」とツイート。ちなみに「ゴドー」とは、同社が購入した重量1200トンの掘削機のことで、劇作家サミュエル・ベケットの戯曲ゴドーを待ちながらから名付けられたもの。ただし、ロサンゼルスの地下にトンネルを掘るには市の許可が必要であるため、これは宣言通りSpaceXの駐車場の地下に作られているものと見られます。





また、マスク氏はロサンゼルス市長と意見を交わし、「将来的にロサンゼルスの地下にトンネル網を構築する約束を取り付けました」とツイートしており、都市計画としての許可の取得も着実に進んでいる模様。ただしマスク氏は「許可を得るのはテクノロジー開発より難しい」とこぼしています。