ワールドテコンドー世界選手権大会の開会式に参加した韓国と北朝鮮の演武団=24日、茂朱(聯合ニュース)

写真拡大 (全3枚)

【茂朱聯合ニュース】韓国の主導で発展してきたワールドテコンドー(世界テコンドー連盟から今年6月改称)が、創立から44年にして初めて北朝鮮・平壌で公演を行うことになった。

 ワールドテコンドーの関係者は30日、「今年平壌で開かれる国際テコンドー連盟(ITF)世界選手権大会の開会式などで、われわれ演武団が公演することでITFと合意した」とし、「ワールドテコンドーの演武団は9月16〜20日に平壌を訪問する予定だ」と明らかにした。
 今年で20回目を迎えるITF世界テコンドー選手権大会は、9月17日から21日まで平壌のテコンドー殿堂で行われる。
 北朝鮮が世界大会を開催するのは、2011年以来6年ぶり。
 演武団は9月16日に平壌に到着し、翌日に大会開会式の舞台で演武を披露する。20日に平壌を出発する前に、もう1回程度公演を行う予定だ。

 演武団の平壌訪問日程は、北朝鮮の李勇鮮(リ・ヨンソン)ITF総裁と張雄(チャン・ウン)国際オリンピック委員会(IOC)委員兼ITF名誉総裁が29日にソウル市内のワールドテコンドー本部を訪問し、趙正源(チョ・ジョンウォン)総裁と会談して合意したと伝えられた。
 李総裁と張委員は、ワールドテコンドー世界選手権(全羅北道・茂朱)の開会・閉会式での公演などのため、ITF演武団を率いて今月23日に訪韓した。
 北朝鮮主導で発展したITFのテコンドー演武団の訪韓は07年以来10年ぶりだ。ワールドテコンドーの行事参加を目的とした訪韓は今回が初めて。
 韓国と北朝鮮の当局の承認が必要であり、今後の南北関係なども注視する必要があるが、ワールドテコンドーの演武団が北朝鮮を訪問することになれば、1973年の創立以来初めてとなる。

 ITF演武団の訪韓に続くワールドテコンドー演武団の訪朝公演の合意は、両団体が結んだ合意議定書によるものだ。
 両団体は14年8月にユースオリンピックが開かれた中国の南京で、相互認定と尊重、両団体が主管する大会や行事への相互出演、ITFの選手らの五輪出場推進、多国籍演武団の構成などを盛り込んだ合意議定書に署名した。
 これを基に、15年5月にロシアで開かれたワールドテコンドー(当時は世界テコンドー連盟)世界選手権大会の開会式で、ITF演武団がワールドテコンドー主管大会で初となる公演を行った。
 両団体のトップによる今回の会談では、2018年平昌冬季五輪と2020年東京五輪での合同公演を推進することも決めた。9月のワールドテコンドー演武団の平壌訪問の際に結論を出す計画だ。
ynhrm@yna.co.kr