体力が落ちてきたらナス、トマト、キュウリ 「火」の季節 に食べるもの

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火の季節の日本の食

アーユルヴェーダと呼ばれるインドの伝承医学があります。ピッタ=火の季節を持つものに気をつけるのが、アーユルヴェーダでは夏の大切な心がけ。アーユルヴェーダは、大きく3つの質(エネルギー)に分けて体質を判断し(病院では診断)し、それに見合う食事療法や過ごし方を用意、提案してくれます。

この考え方では、この火の季節に避けたい食べ物として、熱いもの、塩味の強いもの、酸味の強いもの、辛味の強いものとしています。ただ、もともとインドの気候風土からの視点なので、日本の夏では少し観点が変わってきます。

日本は高温多湿なので、消化力が落ちやすいもの。そこで消化力が弱まる時、体を整える力のある塩味、酸味、辛味は、ある程度必要だと言えます。例えば、梅干しや旬の辛味大根などはオススメです。

季節の旬と土地のものがおすすめ

日本に生まれたからには、季節の旬であり、土地のものを食べるのが、体に一番合っています。夏が旬のものでは、ナス、トマト、キュウリ、メロン、ニガウリなど。これらはすべて「熱を冷ます」という作用があるので、積極的に取りたい食材です。また、タンパク質は、脂肪分の少ない鶏肉や豚の冷しゃぶなどから。赤身の牛肉はピッタを増やすので控えましょう。

温かい食べ物を食べても、冷たい飲み物と一緒にとると、消化力は上がりません。食事中は温かいスープなどから水分を取りましょう。ただし、厳密にできないとストレスになってしまうなら、もっとゆるーく、できる範囲から始めてください。ストレスは余計ピッタを上げてしまうので、一番避けたいことだからです。

 

ライター:豊田紗江
出典:『Yogini』Vol.41 「アーユルヴェーダは生き方の科学です」
監修:西川眞知子/ゼロサイト主宰。日本ナチュラルヒーリングセンター代表。日本のアーユルヴェーダ「和-ゆるゔぇーだ」を提唱している