ビーナス・ウイリアムズが死亡者の出た交通事故の加害者に? 警察発表

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 木曜日に発表された警察の報告書によれば、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)が今月初めに起こした交通事故が、相手の車の乗客の死を引き起こした。

 パームビーチ・ガーデン警察によれば、ビーナスが運転してした車(2010トヨタ・セコイアSUV)は赤信号にも関わらず走り、78歳のジェローム・バーソンさんにケガを負わせた6月9日の交通事故を引き起こした、と目撃者が証言したのだという。バーソンさんは事故の2週間後に亡くなった。

 報告書によれば、バーソンさんの妻リンダさんが運転していた車(2016ヒュンダイ)は、ビーナスの車の横側に衝突した。リンダさんは捜査官に、信号が青になったときに自分は交差点に近づきつつあり、間に合うタイミングで止まることができなかった、と言った。

 リンダさんは、詳細は明確ではないが深刻ではないケガを負い、6月17日に37歳になったビーナスは無傷だった。

 ビーナスは捜査官に、信号が青のときに6車線の交差点に入ったが、自分の車の前で起きている交通渋滞のために交差点の真ん中で止まることを強いられた、と話した。そして彼女は(車を動かし)、バーソンさんがいた車線を横切ったときに、バーソンの車は見えなかったとも言った。

 パームビーチ・ガーデン警察のポール・ロジャース氏は、この交通事故はまだ捜査中だと言い、パームビーチ・ガーデンに住んでいるビーナスは、召喚されても、逮捕されてもいない。報告書によれば、ビーナスは薬物やアルコールを摂取していた形跡はなかった。

 ビーナスの弁護士マルコム・カニングハム氏によると、ビーナスは『愛する者を失った家族の方々に心からのお悔やみを述べた』と声明文の中で言っている。

 リンダさんの弁護士マイケル・ステインガー氏は、今のところコメントしていない。

 セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)の姉であるビーナスは、7つのグランドスラム・タイトルを獲得し、そのうち5つは彼女のお気に入りの大会であるウィンブルドンで獲得したものだ。

 2011年に彼女は自己免疫疾患である、ショーグレン症候群と診断されたことを明かしていた。

 病気、また故障と闘っている間に、彼女のランキングは100位以下に落ち、2011年から2014年まで、彼女はグランドスラム大会で一度しか3回戦を超えることができなかった。

 早期敗退が続く中、引退についての問いは繰り返し上がっていた。これらの問いは今でも投げられはするが、病状の改善とともに彼女はキャリアを復活させ、1月の全豪オープンでは決勝に進出して、そこで妹セレナに敗れていた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は、アメリカ・フロリダ州のパームビーチで交通事故を起こしたビーナス・ウイリアムズ(アメリカ/左)。1月の「全豪オープン」は決勝で妹セレナ(アメリカ/右)に敗れて準優勝だった。(写真◎Getty Images)
Photo: MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 28: Serena Williams poses with the Daphne Akhurst Trophy after winning the Women's Singles Final against Venus Williams of the United States, posing with the runners up trophy on day 13 of the 2017 Australian Open at Melbourne Park on January 28, 2017 in Melbourne, Australia. (Photo by Scott Barbour/Getty Images)