全仏オープンテニス、女子シングルス4回戦。試合に臨むヴィーナス・ウィリアムス(2017年6月4日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(更新)女子テニスのスター選手であるヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)が、今月初めに米フロリダ(Florida)州で起こした交通事故で78歳の男性が死亡したことが明らかになった。AFPが29日に入手した警察調書によると、同選手に過失があったとされている。

 調書によると、37歳のヴィーナスは今月9日に同州パームビーチガーデンズ(Palm Beach Gardens)で車を運転中、交差点の中央で減速したところ、死亡した男性の妻(68)が運転する車に衝突されたという。

 芸能情報サイト「TMZ」は、女性が運転する車に同乗していた夫は、今回の事故で頭部を負傷し、入院先の病院で2週間後に死亡したと伝えている。

 四大大会(グランドスラム)通算7度の優勝を誇るヴィーナスは、運転中に携帯電話は使用しておらず、事故当時に薬物やアルコールは検出されなかったと警察は話している。

 近くを走行していた人は警察に対し、西に向かっていた女性が交差点に接近したところ、北へ走行していたヴィーナスの車両が突然交差点を横切ったため、衝突前に停止する時間は女性になかったと証言。一方のヴィーナスは警察に対し、自身は交差点を通過しようとしていたが、前方に渋滞があったため、時速8キロまで減速していたと話している。

 米紙マイアミ・ヘラルド(Miami Herald)によると、頭部外傷を負った男性は入院先で集中治療を受けていたといい、運転していた妻も骨折などのけがで病院へ行ったという。

 これまでのところヴィーナスは起訴されていないが、パームビーチガーデンズ警察は事故について調査中だとしている。また、同選手の弁護士を務めるマルコム・カニンガム(Malcolm Cunningham)氏は、マイアミ・ヘラルド紙に掲載された声明で「不運な事故であり、ヴィーナスも最愛の人を失った家族に対して深い哀悼の意を表している」と述べた。
【翻訳編集】AFPBB News