どんな汗をかいてますか? 汗と上手につき合う5か条

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サラサラな汗なら「いい汗」

普段、あなたはどんな汗をかいてますか? 例えばヨガでかく汗はサラサラとして水のようとよく言われます。額にポツポツと、小さな水滴が上がってきたら、それはいい汗です。一方、暑さでかく汗、ベトベトする汗は体内のミネラル分が汗に出ているのです。

いい汗は、少し動いたぐらいではなかなか出るものではありません。早く汗が出るような人は、呼吸が浅くなっているかもしれません。汗は自律神経がコントロールしていますが、運動不足、深い呼吸ができていない人は、交感神経が優位になって、汗が止まらない傾向にあります。

汗をかけない人も問題です。冷房の中にずっといたり、冷たい飲み物ばかりとっていると、「変温動物」のように、体温調節ができなくなってしまいます。そのため、熱中症など体調を崩す人が出てきてしまいます。

東洋医学では「暑邪」と「湿邪」が悪さ

消化器系に問題が起こるのも特徴的。東洋医学では、高温多湿の日本の夏は、暑さからくる「暑邪」と、湿度による「湿邪」が一緒に体に侵入すると考え、それによって湿気に弱い「脾胃」(胃腸のこと)の機能が落ち、食欲不振や下痢などの症状が現れるとします。

汗をかきすぎると体内の水分が減って、血液が濃縮。心臓にも負担がかかります。これは心不全などの重大な病気を引き起こすこともあるので要注意です。

乾ききった体に、大量の水を飲むと湿邪に見舞われやすくなります。水分は脾胃に優しい常温で、ミネラル分の含まれたものを。こまめに補給するようにしましょう。

汗と上手につき合う5か条

汗をかきやすい人
01 深い呼吸を意識する
02 睡眠はしっかり取る
03 悪い汗をかいたらすぐに拭き取る
04 汗が出たミネラル分を補給する飲み物を摂る
05 水分補給は常温でちびちびと

汗をかきにくい人
01 甘いもの、生物、冷たいものは避ける
02 夏でも温かいものを食べる
03 お風呂は湯船で汗をかく習慣をつける
04 エアコンはできるだけ控える
05 運動して代謝をアップする

 

ライター:豊田紗江
出典:『Yogini』Vol.41 「“いい汗”“悪い汗”ってなに? 暑い夏こそいい汗かこう。東洋医学的、夏の汗対策」
監修:石垣英俊/神楽坂ホリスティッククーラ代表。日本ヘルスファウンデーション協会理事。鍼灸マッサージ師