米誌フォーブスのウェブサイトは27日、「中国ブランドが外国ブランドに勝つ四つの理由」と題する記事を掲載した。資料写真。

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米誌「フォーブス」のウェブサイトは27日、「中国ブランドが外国ブランドに勝つ四つの理由」と題する記事を掲載した。

データによると、ネットで外国産の乳製品は1リットルの値段が中国のものより平均38%安いものの、売り上げは中国ブランドの半分にも及ばなかった。ほかの食品や飲料水などでもこの現象はよく見られる。外国ブランドの製品はいつもおしゃれな見た目で、消費者を喜ばせている。だが、信頼度と質が低いのに値段が高い中国ブランドに負けてしまっている。その理由は、中国ブランドが四つの側面から中国人消費者のニーズをより良く満たしているからだと考えられている。

1.中国ブランドは中国人消費者のライフスタイルを理解している
中国市場に進出する乳製品企業の切り札となっている製品の多くは1リットルの牛乳だ。ネット上の1リットル牛乳の98%はこれら外国ブランドの製品である。しかし、中国の消費者により人気があるのは少量のパックの牛乳。新鮮かつ飲みやすいからだ。中国通販大手の京東とアリババのデータによると、1リットル以下の乳製品の売り上げにおいて中国のブランドが3分の2以上を占めている。さらに、子どもや高齢者、フィットネスなど向けの付加価値製品も中国のブランドが先行している。

2.感情的要素
中国ブランド「三隻松鼠」(3匹のリスという意味)は中国菓子市場のモデル企業と言える。同ブランドは、中国の消費者の「かわいい動物が好き」という心理をつかみ、マスコットキャラクターを巧みにブランド宣伝とユーザーサービスに融合させた。リスの写真と動画に引き付けられた消費者の宣伝に対するエンゲージメント率はネット上のライバルを大いに上回った。

3.多様な中国各都市への対応
現在、中国では、12の都市のGDPが1兆元を超えている。それらの都市では、センス、気候、ライフスタイル、さらには人の気質もそれぞれ異なるのだ。中国ブランドは往々にしてこれらの違いを良く理解しており、地域の特色の要素を市場マーケティングに導入するのが得意だ。

4.オンラインとオフラインを融合させるマーケティング力
多くの外国ブランドはオンライン上での宣伝を工夫するだけで消費者を引き付けることができると考えている。だが中国のブランドは中国人消費者のインタラクティブコンテンツと娯楽コンテンツの好みが良くわかっているので、できるだけオンラインだけでなくオフラインのショッピング体験の改善にも取り組んでいるのだ。(提供/環球網・編集/インナ、黄テイ)