米国Virtuix社が開発した歩行型VRデバイス「Virtuix Omni」。自分の足で歩いたり走ったりすることはもちろん、ジャンプしたりかがんだりしたりなど、身体を使って様々な操作が可能となる夢のようなデバイスです。

2013年6月にKickstarterを介してクラウドファンディングを行ったところ、たった3時間で目標の15万ドル(約1,700万円)の調達に成功し話題となりました。その他にも800万ドル(約8億円)の追加支援を受け、製品版では更に安全性を高めるなどの改善を加えています。



Virtuix社の国内代理店を務めるスホは、2017年6月29日に東京・秋葉原のアキバプラザにて製品発表会を開催。会場内には2台のVirtuix Omni実機が置かれ、デモンストレーションが行われたほか、参加者の体験会も行われました。発表会にはメディア関係者の他に一般のユーザーも参加しており、大いに盛り上がりました。


▲Virtuix Omniはかなりの重量だが意外とコンパクトな設計だ

Virtuix Omniの寸法は140(横) × 139(縦) × 89(高さ) cmで、重量は約117kgと設置には一苦労しそうです。なおVirtuix Omniがサポートするユーザーは、身長142〜195cm、体重は最大130kgまでとなっています。


▲一見複雑そうなVirtuix Omniは一人でも楽々装着可能だ。

Virtuix Omniはヘッドマウントディスプレイ(HMD)と併用することで、よりリアルなゲーム体験が可能。現時点での対応製品はHTC VIVEとOculus Rift、Samsung Gear VRの3つ。会場ではHTC VIVEを用いてデモンストレーションを行っていました。


▲2名の担当者によるデモンストレーションの様子

実機の動作は非常に軽快で、人の動作と画面の動きのラグも殆どありません。歩く速度もリアルタイムでゲーム操作へと反映され、非常に深い没入感を得られます。

スタッフによると、自分の足で歩くので俗に言うVR酔いは起きにくいそう。1時間ゲームプレイを続けると成人男性の場合、350〜400kcalのエネルギーを消費するため、ダイエットにも一役買いそうです。Virtuix Omni実機を用いたデモンストレーションの様子は映像に収めているので是非御覧ください。




▲Virtuix Omni基本セットの内容物

▲Virtuix Omni の操作には専用のシューズを用いる

日本では「Virtuix Omni 基本セット」としてのセット販売となり、構成は以下の5つとなっています。Virtuix Omni VR ゲームプラットフォームVirtuix Omni ShoesVirtuix Omni HarnessVirtuix Omni トラッキングポッドオフラインゲーム3タイトルVirtuix Omni Shoesは、床面との摩擦を最低限に抑える加工が施されており、より快適なプレイが可能です。Virtuix Omni Shoesに足の動きを追跡するためのIMUセンサを搭載した「Vituix Omni Tracking Pods」を取り付けることで1度単位で角度を認識します。なお、Virtuix Omni Shoesのサイズは足のサイズに合わせて22センチ〜31センチの間から選択できます。

Virtuix Omni 基本セットの販売予定価格は980,000円(税別)となり、2017年7月3日より販売が開始されます。



▲こちらはオプション品のコントローラースタンド「Virtuix Omni Rack」

▲HMD用のケーブルスタンド「Virtuix Omni Boom」はオプションながらも必須かもしれない

オプション品としてはゲーミング用コントローラーを収納できる「Virtuix Omni Rack」や、ヘッドマウントディスプレイ用のケーブルスタンド「Virtuix Omni Boom」などが用意されています。特にVirtuix Omni Boomは高さ調節が可能となっており、プレイヤーが激しく動くことを考えると現実的にはほぼ必須アイテムだと言えるでしょう。



発売に合わせて2017年7月10日より、スホ事務所内(東京都新宿区新小川町7-17飯田橋三幸ビル4階)にVirtuix Omniを体験できるショールームを開設します。最寄り駅は飯田橋駅と江戸川橋駅の2駅。営業時間は平日は14時から17時、土日祝日は11時から17時までです。予約はWebサイトから。

【ギャラリー】歩行型VRデバイス「Virtuix Omni」 (55枚)



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