ゴレツカの2ゴール(写真は2点目の場面)でメキシコの出鼻を挫き、主導権を握ったドイツ。チリとの決戦は非常にハイレベルな戦いが期待できそうだ。 (C) Getty Images

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 6月29日(現地時間)、コンフェデレーションズカップ準決勝が行なわれ、ドイツが4-1でメキシコを下して、チリとの決勝戦に駒を進めた。

 今大会は主力の大半がメンバー入りせず、若い選手ばかりでチームを構成した世界王者だが、個々のレベルの高さ、組織力は非常に高く、この北中米カリブ王者との対戦でも、序盤から強さを見せ付けた。
 
 開始6分、ヘンリッヒスの右からのクロスをゴレツカがダイレクトで合わせ、ゴール左隅に流し込んで早くも先制すると、さらにその2分後、再びゴレツカがスルーパスで抜け出し追加点を挙げた。
 
 いきなり2点をリードしたドイツは主導権を握り、時折訪れるピンチではGKテア・シュテーゲンの好守などでメキシコの反撃を阻む。逆に59分には、左サイドを抜け出したヘクターのクロスを、中央でフリーで待ち受けたヴェルナーが難なく合わせて3点目。この時点で勝負を決した。
 
 89分にFKからファビアンの強烈なロングシュートを浴びて完封はならなかったドイツだが、アディショナルタイムに交代出場のユーネスがGKオチョアの牙城を破り、ダメを押した。
 
 試合後、レーブ監督は「メキシコは多くのチャンスを作り、我々は走り続けなければならなかった。マルク(テア・シュテーゲン)が素晴らしいセーブを何度も見せてくれたが、とても苦しい試合だった」と振り返るも、難敵相手に巧みな試合運びを見せたことには満足気だった。(『FIFA.com』より)
 
「やろうと思っていた通りのことができた。技術力の高いメキシコに流れが行く前に、攻撃を仕掛けてゲームを支配しようと思っていた」
 
 2ゴールを決めた殊勲のゴレツカは「チームを助けることができて嬉しい。ただ、我々の本当のゴールは決勝戦だ。チリとはグループステージでも対戦(1-1)したが、その時はあまり強さを見せられなかった。決勝戦では違う姿を見せたい」と、早くも決戦に向けて気持ちを切り替えていた。
 
 決勝戦は7月2日、サンクトペテルブルクで行なわれる。この大会では3位が最高成績(2005年)のドイツは、メキシコ以上に曲者揃いの南米王者を制して初戴冠を果たせるか。
 
【コンフェデ杯・準決勝】
ドイツ 4-1 メキシコ
得点:ド=ゴレツカ(6・8分)、ヴェルナー(59分)、ユーネス(90+1分) メ=ファビアン(89分)