29日、韓国メディアによると、盗作疑惑が持ち上がっていた韓国の国家ブランド「クリエイティブ・コリア(Creative Korea)」の使用が中止されることになった。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は韓国の国旗。

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2017年6月29日、韓国・ニューシスによると、盗作疑惑が持ち上がっていた韓国の国家ブランド「クリエイティブ・コリア(Creative Korea)」の使用が中止されることになった。

韓国の文化体育観光部は29日、「昨年7月に発表した国家ブランド『クリエイティブ・コリア』を今後使用しないことを決めた」と明らかにした。

「クリエイティブ・コリア」は韓国政府が35億ウォン(約3億4000万円)をかけて選定した国家ブランドを発信するスローガンで、昨年の発表直後からフランスの産業ブランドイメージ「クリエイティブ・フランス(Creative France)」を盗用したとの疑惑や、2004年に同部が報告した「創意韓国(Creative Korea)ビジョン」と同じだとの指摘が相次いでいた。それに加え、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の友人女性による国政介入事件の関連人物である広告監督チャ・ウンテク氏が関わっていたとの疑惑も浮上していた。

これを受け、同部は今年1月、「『クリエイティブ・コリア』を国家全体のブランドとしては使用せず、海外広報用としてのみ使用する」との考えを示していた。

しかし、ト・ジョンファン長官の就任により事業は正式に終了することになった。その理由について、同部は「盗用疑惑などさまざまな問題で国民の共感と信頼を失ったため国家のイメージ向上という政策効果をこれ以上期待できなくなったという内外からの評価を考慮し、決定した」と説明した。また、代わりとなる新たな国家ブランドを開発する考えはないという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「そんなものを作るために35億もの大金が使われたの?本当に驚く」「35億はどうする?」「英単語1つ入れるのに35億?」「35億も費やしたのに、世界に恥をさらしただけで終わった」など税金の無駄遣いを指摘するコメントが寄せられている。

また「朴槿恵の尻ぬぐいは大変だ」「朴槿恵政府はクリエイティブ、創造、韓国国旗など良いイメージのものを次々に台無しにした」など前政府に対する批判の声も多くみられた。

そのほか「韓国は他人のまねが大好きだよね」「パクリなしには生きられないの?」と皮肉る声や、「新しい国家ブランドは『キャンドル・コリア』が良いのでは?」と提案する声、「実は外国人が最もばかにするのは『アイ・ソウル・ユー(I SEOUL U):私とあなたのソウル(ソウル市の都市ブランド)』だよ」と主張する声もみられた。(翻訳・編集/堂本)