28日、山東省、上海市、天津市、大連市など中国沿海都市の多くで水不足が問題となっている。中国沿海の52都市のうち、約90%が水不足に苦しんでいるという。資料写真。

写真拡大

2017年6月28日、科技日報によると、中国沿海都市の約90%で水不足が問題となっている。

「主要河川が水不足から断流した。ダム6基で最低水位に近づき、7基は完全に干上った。約20万人が水不足にさらされている」。これは26日の山東省青島市の発表だ。

山東省は今年、深刻な水不足にさらされている。過去5年間の間に山東省、上海市、天津市、大連市など中国沿海都市の多くで水不足が問題となってきた。報告書「中国近海海洋総合調査・評価」によると、中国沿海の52都市のうち、約90%が水不足に苦しんでいる。

降水量の減少に伴う地下水不足、水資源の浪費、人口が多く1人当たり水資源量が足りないなどの要因が挙げられる。運河やダムの建設などさまざまな対策が進められているが、根本的な解決策として期待を集めるのが海水の淡水化技術だ。コストが下がってきたため現実的な選択肢となりつつある。山東社会科学院海洋経済研究所の●艶萍(ハオ・イエンピン、●は赤に都の右)氏は、「淡水化技術を山東省の成長産業として育成するべきだ」と提言している。(翻訳・編集/増田聡太郎)