26日から北京市民は携帯を使って地下鉄に乗ることができるようになった。資料写真。

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26日から北京市民は携帯を使って地下鉄に乗ることができるようになった。北京青年報によると、北京地下鉄は北京市政交通一■通(公共交通カード、■は「上」と「下」が組み合わさった字)と提携し、携帯をかざして乗車する取り組みを始め、房山線から運用を開始する。約160種の携帯が携帯カード・サービスに対応しているが、iPhoneはまだできない状態だ。領収書はチャージ後に指定場所で受け取ることができる。また、一■通社は電子領収書の受け取り方法について研究中だという。北京青年報が26日付で伝えた。

▽iPhoneはしばらく利用できない

北京地下鉄が北京市政交通一■通と提携して打ち出した携帯カード・サービスは、北京地下鉄でのモバイル決済の可能性を切り拓いた。北京地下鉄会社によると、携帯カード・サービスは、一■通と携帯が連動するため、外出する際に一■通を持たなくとも携帯をかざすだけで乗車できる。そのため、「交通カードを探したり、忘れたりなどの悩みの解決に役立つ」という。また、携帯カードはオンライン・チャージ機能に対応しており、乗客が指定アプリをダウンロードすれば、切符売り場などで手続きをする必要はない。

このサービスを利用するには、まず自分の携帯が対応可能な機種であるかを確認しなければならない。現在、シャオミ、ファーウェイ、サムスン、メイズーなどの有名ブランドで約160機種がこのサービスに対応している。NFC機能が必要であるのに加え、機種の違いによってサービスを開始する方法も異なってくる。

例えば、シャオミ5s、ファーウェイP10、サムスンGalaxy S8 Plus、メイズーPro6 Plusなどの携帯は、携帯カード・サービスに用いるセルフ・チップを埋め込んでから出荷しており、ユーザーは「北京一■通」というアプリやブランド指定のアプリをダウンロードするだけでサービスを開始することができる。

一方、ほかのユーザーは、チャイナ・モバイル通信の支店でSIMカードを一■通機能を持っているNFC-SIMカードに切り替えなければサービスを開始することができない。また、アップル社は中国で公共交通向けのNFC機能を提供していないので、iPhone携帯のユーザーは、しばらく携帯カード・サービスを利用できない。

▽返金と貸越の機能が可能に

あるスタッフは、「携帯カードは伝統的なICカードの運営モデルを革新した」と話した。順番に並んで関係業務の受付を待つ必要がなくなり、使用履歴もリアルタイムで確認できるようになったという。

残高不足で乗車できないことを避けるために、普通のプリペイカードのように、交通機関のモバイル決済は貸越も可能だ。残高が入場料金より高ければ乗車が可能で、乗車料金との差額分は次回のチャージ時に差し引く。

カードの返却と返金について、携帯会社とモバイル通信運営会社の契約によると、携帯カードはカードの返還業務ができず、返金業務のみが行われている。携帯カードの読み取り機能が正常であれば、ユーザーたちは指定された場所で返金を受け取ることができる。異常がある場合は携帯会社やモバイル通信運営会社に連絡を取るよう求めている。

オンライン返金の機能は開発途中なので、現在は指定された場所でしか返金を受け取ることができない。近い将来、携帯一つで「いつでもどこでも」オンライン返金ができるようになる。

▽指定された場所で領収書を受け取る

携帯カードはオフ・ラインのモデルで作業するので、ネットワーク環境に頼らない。だが、電源切れの使用はできない。

「北京一■通」アプリでチャージして3カ月以内であれば、一■通のサービス・センターを通じてスタッフにチャージの記録を提示し、確認された後に領収書を受け取ることができる。携帯会社のアプリなど、ほかのルートでチャージする場合、そのルートに応じた会社に領収書を求めることができるという。

現在、指定された場所で領収書を発行するのは臨時的なことで、ユーザーの利便性を追求するため、一■通社は電子領収書の検討を進めている。(提供/環球網・編集/インナ、黄テイ)