28日、広東省広州市の地下鉄で試験導入された女性専用車両をめぐり、早速トラブルが発生している。

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2017年6月28日、広東省広州市の地下鉄で試験導入された女性専用車両をめぐり、早速トラブルが発生している。

女性専用車両は同市地下鉄で28日午前より試験的に導入された。平日の午前7時30分〜9時30分、午後5〜7時の一部車両が女性専用となる。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のアカウント「頭条新聞」によると、導入初日はその存在を知らない乗客が女性専用車に乗り込んでしまい、別の車両に移るよう指示されるケースが目立ったようだ。

中には係員に対して、「女性に配慮して老人に配慮しない道理があるか!」と激怒する年配の男性もいたという。

中国のネットユーザーは、女性専用車両の導入に対して「支持する。広州の通勤ラッシュは本当に怖いから」「女性専用ではなく、母子専用車にすべき」「これは女性尊重なのか、女性蔑視なのか」「だったら男性車両、女性車両を設けたらいいじゃないか」といった意見が寄せられた。

一方、「年配者への配慮」を主張し激怒した男性に対しては「お年寄りの言うことも一理あるな」と支持する声があるものの、「年寄り風を吹かせて威張る人は嫌い」「だったらバスに乗れよ。優先席があるんだから」「あんたみたいな人には配慮したくない」「これだから誰も席を譲らなくなるんだよ」といった厳しい声も出ている。中国の公共交通機関では、年配者が席を譲らない若者を罵倒したり、強引にどかせようとしたりするなどのトラブルも発生していて、若者の反発の声が根強い。(翻訳・編集/川尻)