Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏と言えば、黒いタートルネックに青いジーンズがトレードマークでした。Xiaomiのレイ・ジュン最高経営責任者(CEO)から、Theranosのエリザベス・ホームズCEOに至るまで、多くの追従者を生んだ黒いタートルネックが、装いを新たにして復活しました。

黒タートルは日本人デザイナーによるもの

余り知られていないことですが、実はスティーブ・ジョブズ氏の黒いタートルネックは、日本人デザイナーである三宅一生氏によるものです。
 
2011年にジョブズ氏がこの世を去った時、同モデルも市場から姿を消しましたが、それから6年後の2017年、デザインを新たにして270ドル(約3万円)で販売されることが分かりました。
 
ジョブズ氏が愛用していたものと比べると、シルエットや肩のデザインが多少異なりますが、同氏が「ユニフォーム」としていた服を彷彿とさせるには十分です。

自分用のユニフォームを100セット持っていた


 
スティーブ・ジョブス氏はApple創業当初からタートルネックを着用していたわけではありません。
 
しかし、1980年代の初めにジョブズ氏が日本に赴いて、ソニーを視察した際、創業者から工場の従業員、秘書にいたるまで全員が、青と白のジャケットをユニフォームとして着用していたことに感銘を受け、Appleでも真似しようとしたのがきっかけと言われています。
 
幸か不幸か、アメリカでは日本のような画一的なユニフォームが受け入れられることはなく、残念ながらジョブズ氏のアイデアはお蔵入りとなりましたが、それならと、自分自身のユニフォームを考案することになったというわけです。
 
ジーンズはLevis 501、靴はNew Balance 991、服は黒いタートルネック――この組み合わせをジョブズ氏は100セット持っていたそうです。
 
 
Source:Bloomberg
(kihachi)