ラツィオが関心を示しているアズモン。イラン代表として26試合に出場して19ゴールを挙げている。(C)Getty Images

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 イタリア・メディアの『スカイ・スポーツ』は現地時間6月28日、ラツィオがロストフに所属するイラン代表FWのサルダル・アズモンを狙っていると報じた。
 

 CFの控えだったセルビア代表FWのフィリップ・ジョルジェビッチのオリンピアコス移籍が濃厚となっているラツィオだが、代役として当初はサンダーランドに所属するイタリア代表FWのファビオ・ボリーニの獲得を狙っていた。
 
 しかし、ボリーニはここにきてミランへの移籍が決定的に。そこで白羽の矢が立ったのが、「イランのイブラヒモビッチ」とも言われるアズモンだ。2016-17シーズンは、ロストフで公式戦41試合で12ゴールをマーク。また、イラン代表としては26キャップで19得点とゴールを量産している。
 
 かつて「イランのリオネル・メッシ」とも言われたアズモンだが、本人は今年3月のUEFA公式サイトのインタビューで、「僕は彼のようにドリブルでDFを抜いたりしないし、比較される理由が全く理解できない」と否定していた。
 
 一方で、ズラタン・イブラヒモビッチについては「ズラタンのようにプレーしたい」と好意的なコメント。手本にしていると明かしている。スカイ・スポーツは、アズモンは、エースのチーロ・インモービレの控えとしてだけでなく、前線のマルチロールとして起用できる選手と伝えた。
 
 セリエAのイラン人プレーヤーといえば、2000年代にペルージャ、メッシーナ、リボルノに所属したDFのラフマン・レザイーがいる。だが、アタッカーとしてはアズモンが初になるという。
 
 もちろん、「セリエ初のイラン人ストライカー」が誕生するかどうかは、ラツィオとロストフの交渉次第だ。アズモンとの現行契約は2018年6月までと残り1年だが、22歳という年齢もあり、獲得には1000〜1200万ユーロ(約12億円〜14億4000万円)を要するとみられる。
 
 しかし、ラツィオは昨夏、アンゴラ代表DFのバストスをロストフから獲得。両チームは良好な関係を築いており、これがアズモン加入を後押しするかもしれない。
 
 ラツィオはジョルジェビッチ売却が決まり次第、アズモン獲得を決める可能性があるという。はたして、「イランのイブラヒモビッチ」はイタリア上陸を果たすのだろうか。