タラジ・P・ヘンソンら、前例なき“人類の夢”に挑む 『ドリーム』予告映像

写真拡大

 9月29日に公開される映画『ドリーム』より、予告映像と場面写真が公開された。

参考:NASAの頭脳を担った女性たちの実話 『ドリーム:私たちのアポロ計画』公開へ

 本作は、第89回アカデミー賞で3部門(作品賞、助演女優賞、脚色賞)にノミネートされたヒューマンドラマ。1960年代初頭に、NASAの頭脳として最も重要な役割を担った3人の黒人女性、キャサリン・ジョンソン、ドロシー・ヴォ―ン、メアリー・ジャクソンらの実話を描く。

 このたび公開されたのは、苦難に屈せず奮闘するキャサリン(タラジ・P・ヘンソン)ら3人の想いが、前例のない人類の夢へと繋がっていく模様を収めた予告映像。1960年代初頭のアメリカでは、有色人種への差別意識がまだ色濃く存在していた。そんな時代においても、ハイウェイで故障車とともに立ち尽くす3人の黒人女性が、アメリカの威信を懸けた一大プロジェクトである宇宙開発競争を推進するNASAの職員だとわかれば、白人警官さえも彼女たちをパトカーで先導する。

 そのNASAでも彼女たちの扱いは劣悪そのものだが、決して卑屈になることなく、ひたむきに仕事に打ち込んでいくのだった。キャサリンは”人間コンピュータ”とも呼ばれる天才的な計算能力を発揮し、設計に携わるメアリー(ジャネール・モネイ)は、誰よりも鋭い観察眼を持ち合わせている。また、多くの女性職員たちのお手本であり続け、管理職への昇進を夢見るドロシー(オクタヴィア・スペンサー)の頼もしい姿も。彼女たちは、公私ともに直面する人種差別・女性差別を乗り越えるだけでなく、「人を宇宙に連れていく」という前例のない人類の夢にも挑戦していく。

 なお、11度のグラミー賞を受賞したファレル・ウィリアムスが書き下ろした楽曲も収録。本作に強く共感したファレルは、音楽のみならず製作も務めており、「これほど強く刺激を受けたことはないよ。この話には上昇気分がみなぎっているから、音楽でもふさわしいものにしなければならないと思ったんだ。これらの歌が彼女たちのエネルギーの根源を反映できているといいね」とコメントを寄せている。

 一方の場面写真には、宇宙特別研究本部のボスとして史上初めて黒人女性のキャサリンを登用するハリソン(ケビン・コスナー)や、悪意はなくともドロシーの昇進の障壁となる上司ミッチェル(キルスティン・ダンスト)の姿が。また、キャサリンが黒板に数式を書き込む様や、ドロシーが同僚の女性たちを引き連れ自信をみなぎらせている様子なども捉えられている。(リアルサウンド編集部)