サムスン携帯が爆発したことで貴州省の女児がやけどを負った。約3000万円の賠償を求めているが、サムスンとの交渉は難航している。資料写真。

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2017年6月28日、中国青年報によると、サムスン携帯が爆発したことで貴州省の女児がやけどを負ったが、賠償求めるも交渉が難航している。

「ボン!」

3月9日未明、貴州省安順市普定県城関鎮朝陽村に住む馮玲玲(フォン・リンリン)さんは突然の爆発音を聞いて飛び起きた。見ると隣に寝ていた5歳の娘の胸元に火球(ひだま)が乗っているではないか。慌てて払い落としたが、娘は大きなやけどを負ってしまった。いったい何が起きたのだろうか。問題となったのは携帯電話だ。ベッドサイドで充電していたサムスンのスマートフォン「ギャラクシー・ノート4」が爆発し、火球となったバッテリーが飛んできたのだった。

馮さんは販売店である貴州飛利達科技股分有限公司、製造元であるサムスン中国公司に治療費など178万5600元(約2950万円)の賠償を求めている。貴州飛利達科技股分有限公司は慰安金や当座の治療費として10万元(約165万円)を支払ったが、それ以上の賠償金の支払いは拒否している。サムスン中国公司は6月になって馮さんとの対話に応じたが、爆発したバッテリーは同社が生産したものではないとの調査結果を示し、賠償には消極的な姿勢を示している。

「自分の権利を守る。その当然の行為がなぜこれほど大変なのでしょうか」と嘆く馮さん。サムスンが一刻も早く責任を果たすよう求めている。(翻訳・編集/増田聡太郎)