インドネシアのボロブドゥルに到着したバラク・オバマ前大統領(中央)と家族(2017年6月28日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】バラク・オバマ(Barack Obama)前米大統領が、子ども時代の一時期を過ごしたインドネシアで家族と共にバカンス中だ。28日にはジャワ(Java)島中部にある8〜9世紀の仏教遺跡「ボロブドゥール寺院(Borobudur Temple)」を、ミシェル(Michelle Obama)夫人や2人の娘と観光した。

 オバマ一家はジョクジャカルタ(Yogyakarta)に着くと、ボロブドゥール寺院に直行。一家を案内した管理責任者のエディ・セティジョノ(Edy Setijono)氏は、その際のオバマ氏について「ボロブドゥールに魅了されていた。子どもの頃に見たことを思い出したそうだ」と語った。

 オバマ氏は1960年代後半、母親がケニア人の父親と離婚してインドネシア人男性と再婚したため、インドネシアの首都ジャカルタ(Jakarta)で4年間を過ごした。当時のジャカルタはまだのんびりした街で、オバマ氏は学校が長期休暇に入ると母親と継父に連れられてジョクジャカルタをたびたび訪れていたという。

 オバマ一家はジョグジャカルタ訪問に先立ち、リゾート地のバリ(Bali)島でインドネシアの民族衣装「サロン」を着用してヒンズー教寺院を観光したり、棚田を散策したり、急流でラフティングを楽しんだりしている。30日にはジャカルタを訪れる予定。

 インドネシアでは多くの人々が、少年時代を同国で過ごしたオバマ氏に強い絆を感じている。当時通学していた小学校には、子ども時代のあだなにちなみ「リトル・バリー(Little Barry)」と名付けられた、Tシャツに短パン姿で手にチョウがとまった幼いオバマ氏の銅像が設置されている。
【翻訳編集】AFPBB News