【ソウル聯合ニュース】韓国国家基幹ニュース通信社、聯合ニュースの朴魯晃(パク・ノファン)社長は29日、ソウルで開いた「朝鮮半島統一シンポジウム」の開会あいさつで、「聯合ニュースは長年の南北関係に関する取材活動と研究成果を基に、統一をもたらすためあらゆる努力を尽くす」と述べた。

 シンポジウムは聯合ニュースが統一部と共催した。朴氏は朝鮮半島情勢と関連し、北朝鮮は核とミサイルの高度化に固執し続け、トランプ米政権は北朝鮮への強硬姿勢を崩さず、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備を巡る国内外の論争や葛藤も解消していないと指摘。しかし、そうした厳しい状況にもかかわらず「私たちは平和統一に向けた糸口をつかむという時代的使命を負っている」と強調した。
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