小さな子どもを育てていると、予定どおり、思ったとおりいかないことの方が多い。

米テネシー州ノックスビルに住むモーガン・キングさんは、シングルマザーとして生後3か月の娘を育てながら、テネシー大学に通っている。

既に実の母を亡くしていることもあり、学業と育児と仕事に追われる彼女の苦労は察するに余りある。

先日も、娘のコービンちゃんの預け先の都合がつかず、やむなく大学での講義を欠席しなければならなくなった。

モーガンさんは指導教授に対し、欠席の理由を説明し詫びた。

すると当の先生から、以下のような返事が来たそうだ。モーガンさんはこれをTwitterで公開している。

昨日、子どもの預け先が見つからず、講義をお休みする旨を先生にお話ししました。それに対してこんな返信が。本当に泣きそう。とてもありがたいです。

モーガンさんが感動したという返信の内容はおよそ以下のとおり。

託児の問題であなたが講義を欠席しなければならなかったこと、本当に残念です。

今後、娘さんの預け先が見つからないときは、ぜひ授業に連れて来て下さい。喜んで抱っこしながら講義をするわよ。そうすれば、あなたは授業に集中できるでしょう。

私の専門は子どもと家族についての研究です。「教室に子どもを連れて来ないで」なんて言ったら最低でしょう。

絶対ですよ。娘さんを連れて来て下さいね。

サリー・B・ハンター博士

彼女は心からそう思ってくれていた。

というのも、モーガンさんが翌日、少し遅れて教室に入ると、「なんだ…娘さんを連れて来ると思ったのに」と言ってくれたそう。

モーガンさんのツイートには2万6000人以上が「いいね」し、複数の海外メディアでも取り上げられ、「私まで幸せな気持ちになったわ」「素敵な先生ですね」「思いやりに溢れている」といった声が相次いだ。

更に、ツイートが拡散し、称賛の声が続出していることを報告すると、指導教授からはこの様な返事が。

あなたのおかげで、私達すっかり有名になったわね。

「娘さんを教室へ」というのは、ごく当たり前の提案だと思うけれど。

「皆さんの先生や上司も、彼女の様に優しくて、頼りになる人でありますように」こうモーガンさんが述べているように、この先生はどこまでも温かい人であるようだ。