テニス、エイゴン国際、男子シングルス2回戦。リターンを打つノバク・ジョコビッチ(2017年6月28日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子テニスのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が28日、自身の不振を原因とした周囲の期待低下は「解放的」だと語った。

 今週、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)の前哨戦エイゴン国際(AEGON International 2017)に出場しているジョコビッチは「ここ8、9年で本当に多くの成功を収められたのは、非常に幸運だったし、恵まれていたと思う」と語った。

「一つの変化として、優勝候補の名前に上がらないのは良いことだと思う。少し解放的でもあるし、重圧を減らしてくれる。ただプレッシャーは常に存在するし、いまだにそれは感じる。それこそが自分自身をつくり上げているものであり、向き合うものだからね」

 現在30歳のジョコビッチはまた「これまで自分が成し遂げてきたことも、そうした期待の一因となっているが、今はそれをできるだけ減らそうとしている。トロフィーが欲しくないとかいう意味ではないが、キャリア、そして人生の現段階においては、次にやって来ることだけに集中している」と話した。

 去年の全仏オープンテニス(French Open 2016)で同大会初優勝を果たし、四大大会(グランドスラム)全制覇を成し遂げたジョコビッチだったが、そこからは深刻なスランプを経験。生涯グランドスラムを達成して肩の荷が下りた元王者は、世界ランキングも現在4位まで低下。実に6年ぶりのトップ2陥落となっている。

 ボリス・ベッカー(Boris Becker)氏とマリアン・ヴァイダ(Marian Vajda)氏との師弟関係を解消したジョコビッチは、準々決勝敗退に終わった今年のローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)でアンドレ・アガシ(Andre Agassi)氏とタッグを結成。

 現在47歳のアガシ氏は今週末にもオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(All England Lawn Tennis and Croquet Club、AELTC)に到着し、来月3日開幕のウィンブルドンに第2シードとして臨むジョコビッチをサポートする見通しとなっている。
【翻訳編集】AFPBB News