「MAMORIO」のイメージ。(MAMORIOの発表資料より)

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 2017年上半期のアマゾンランキング大賞が発表され、「Amazon Launchpadストア」部門で1位を獲得した世界最小級の落とし物防止タグ「MAMORIO」が注目を集めている。「MAMORIO」はスマホと連動して落とし物を見つけられるIoTデバイスだ。タグが手元から離れるとスマホに通知がいくため、紛失を防止できる。また、地図で落とした場所を確認することも可能だ。

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■重量3g、薄さは3.4mm。世界最小クラスの落とし物防止デバイス

 「MAMORIO」の重さは3gと軽い。縦35.5mm・横19mm・厚さ3.4mmのため、財布や鞄、手帳のポケットに入れてもかさばることがない。それだけでなく、キーチェーンなどに付けられるよう穴があいており、鍵に取りつけたり自転車にひもでくくりつけたり、ペットの首輪にぶらさげることも可能だ。

 「MAMORIO」にはアラート機能が搭載されており、タグから離れると「MAMORIO」のアプリに通知が行く。これでうっかり置き忘れてもすぐに気づくことが可能だ。また、地図でタグの居場所を確認できるため探す手間も省ける。有効距離は約30mあり、少し離れた程度なら問題なくアプリが受信してくれる。

■「すれ違い機能」や「MAMORIO Spot」で発見率をアップ

 「MAMORIO」には、アプリを入れた人たち同士で探すクラウドトラッキング機能もある。「MAMORIO」を付けた自分の落とし物の近くをアプリを入れた誰かのスマホが通過すると、Bluetoothを通じて検知できる機能だ。この機能は他の人に自分の落とし物の位置情報が行くわけではないので安心して利用できる。

 さらに駅やお店に設置された「MAMORIO Spot」に忘れ物が届くと、自動で持ち主のスマホに通知をするサービスも存在する。「MAMORIO Spot」は現在、東急渋谷駅、高島屋横浜店、東京メトロお忘れ物総合取扱所を始めとした東京、神奈川の駅やお店に設置されている。

 「MAMORIO」ユーザーが増え「MAMORIO Spot」も増設されれば、落とし物が見つかる可能性は格段にアップする。東京オリンピック開催に向けてもこの落とし物防止タグは役立ちそうだ。

 しかし便利な反面、本体の防水性・耐久性の強化などの理由からタグを開封することができないため、内蔵されているリチウム電池を自力で交換不可能というデメリットもある。電池は最大で1年間利用可能ということだが、1年ごとに有償で電池交換をするか新しく購入する必要がある。価格の3,780円(税込み)は使い捨てデバイスとして気軽に購入するにはやや高い。だが財布や重要な書類が入った鞄など、本当に紛失したら困るものには使用してみる価値はありそうだ。