4月1日にオープンした新屋台「KUROチャン」

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福岡市内で、多くの屋台が並ぶエリアといえば中洲。国体道路をはさみ、那珂川沿いや清流公園内がメインとなるエリアだ。この春、中洲に登場した新屋台を紹介しよう。

【写真を見る】豪快な炭火で焼く絶品料理をご堪能あれ

■ 4月1日オープン「KUROチャン」

まずは、昭和通沿いの「KUROチャン」。中洲の屋台で経験を積んだ、大将の黒木さんが念願の店をオープンした。糸島産赤鶏のなかでも、新鮮な朝引き肉を厳選した「地鶏の炭火焼き」(900円)や串焼きなど、ビールや焼酎に合う炭火焼きが看板メニューとなっている。注文後に、炭火で豪快に焼き上げる演出も見モノだ。ほかにも、ラーメン(600円)など定番料理もある。

[KUROチャン]福岡県福岡市博多区中洲中島町1 / 080-4608-9105 / 18:30〜翌2:00(LO1:00) / 日曜休み

■ 4月1日オープン「中洲の屋台 小島商店」

続いては、中洲で人気を博した屋台「シラチャンラーメン」の味を受け継ぐ新屋台。自慢のコク深い豚骨ラーメンに加え、塩でさっぱりと仕上げた「豚バラの炭火塩焼」(700円)や「出汁もつ焼き」(900円)「めんたいオムレツ」(700円)など、女性に人気の創作メニューも充実している。気さくなスタッフと会話をしながら、食事を楽しんで。

[中洲の屋台 小島商店]福岡県福岡市博多区中洲1 清流公園内 / 090-9575-1200 /18:00〜翌1:30 / 日曜休み

■ 4月1日オープン「博多中洲屋台 交龍」

春吉橋の北側に、有田鶏を炊き込んだ鶏ガラスープをベースに多彩な料理を提供する新屋台がオープンした。イチオシは白濁スープで作る「白おでん」(1個170円)。西新の「小林蒲鉾店」から仕入れた具が常時20種そろう。また、名物の「鶏ガラ鍋(博多水炊き)」(1、2人前1600円)は、鶏ガラスープに野菜や肉の旨味が溶け込む自慢のメニューだ。〆の雑炊もおすすめ。

[博多中洲屋台 交龍]福岡県福岡市博多区中洲4 清流公園内(下流側) / 090-3195-3452 / 18:30〜翌2:00 / 日曜休み

■ 4月4日オープン「わっぜか」

弱冠26歳の大将が、同エリアの人気屋台「やまちゃん」で学んだ料理や接客のノウハウを生かし、切り盛りする屋台。定番の「焼きラーメン」(950円)は、豚骨スープのまろやかな味わいで食べやすい。シャキシャキのアスパラ巻きをはじめ、万能ネギ巻き、えのき巻きの3本がセットになった「巻きもん」(900円)も必食だ。屋号は大将の故郷・鹿児島弁で「すごい」という意味を持つ。

[わっぜか]福岡県福岡市博多区中洲1 清流公園内 / 080-5218-7236 / 18:00〜翌2:00 / 雨の日は休み

■ 5月3日オープン「博多屋台 中洲十番」

最後は5月にオープンした「博多屋台 中洲十番」。スマホ充電用のコンセントや荷物棚などの設備が充実した新屋台。柔らかな肉質と甘味のある脂身が特徴のブランド豚「伊都の宝」や、生産者から直接買い付ける野菜と糸島産食材で作る料理を軸に、豚骨ラーメンや筑前煮といった博多名物まで楽しめる。毎月10日は“十番の日”とし、会計が10%OFFになる嬉しいサービスあり。サーバーから注ぐ生ビール(550円)も楽しめる。

[博多屋台 中洲十番]福岡県福岡市博多区中洲1 清流公園内 / 092-408-7327 / 18:00〜翌2:00 / 不定休

このように、中洲エリアにもたくさんのニューフェイスが仲間入りしている。人気店ももちろんだが、ぜひ新屋台にも足を運んでみてほしい。

【九州ウォーカー編集部】