友人から相談を受けた時、「なんてアドバイスしてあげよう」と考える方も多いのではないでしょうか? しかし、相手のためを思って言ったことが、逆に相手を傷つけてしまうこともあるかもしれません。そこで今回は、人を癒やす相談の乗り方についてご紹介します。
相手が欲しい言葉をかけてあげられるような、優しい人になりましょう。

人を癒やす相談の乗り方

1. いきなり結論はNG!

「彼氏に浮気されちゃって……」大好きな友人からこんなことを聞かされたら、きっと怒り心頭ですよね。「大事な友人を傷つけるなんて許せない!」という思いから、「そんな男とは早く別れたほうがいいよ!」言う人もいるでしょう。
もしくは、友人を励まそうと「気にしすぎだよ! 大丈夫だって!」と言う人もいるかもしれません。しかし、いきなり自分の結論をぶつけるのは早すぎます。なぜなら、相談をする人は、自分の気持ちを聞いてほしいと思っているから。いきなり結論は出さず、まずは相手の話をじっくり聞くことから始めましょう。

2. 聞き役に徹する

自分の言いたいことはグッと押さえ、相手の気持ちを聞き出すこと。女性だと特にそうですが、悩みを話すことは、自分の考えをまとめる場でもあります。その邪魔をしないように、思い切り相手にしゃべらせてあげてください。悩みがある人は、モヤモヤした気持ちを吐き出したいのです。見当違いなアドバイスでさえぎってはいけません。
そして、時々「どうしてそう思ったの?」と問いかけ、相手の気持ちが現在どういう状況なのかを知りましょう。浮気されてもまだ彼が好きで悩んでいる、彼の言うことを信じたいけど信用できない――などなど、置かれた状況によって、かける言葉が変わってきます。思い込みで話をするのではなく、相手の本当の気持ちを見抜きましょう。

3. 相手の感情に寄り添う

相手の話がひと段落したら、「ツラかったね」「それはひどいね」「よく我慢したね」――など、相手の感情に寄り添ってあげましょう。自分の言いたいことをわかってもらえたら、安心しますよね。相手の気持ちに100%共感できなくても、相手がツラい思いをしたのはわかるはず。それだけで十分なのです。
しかし、「私も昔そうだったからわかるよ!」なんて、上から目線で経験談を話すのは、少しだけズレています。自分と相手の感じ方は違いますし、「どうせ、私の気持ちなんてわからないよね」と思われてしまうでしょう。

4. アドバイスは求められてから

アドバイスをするのは、「あなただったらどうする?」と聞かれてからにしましょう。その際も、「こうしたほうがいいよ!」という決めつけた言い方ではなく、「私だったらこうするかな」など、あくまで「自分だったら」ということを強調しましょう。自分の考えを押し付けていると思われたら台なしです。
自分の考えに自信がある人ほどおちいりがちですが、「こうしたほうがいい!」というアドバイスは、結局のところ自己満足です。その人にとって本当に正しいことである保証など、どこにもないのです。

自分が悩みを解決してあげるぞ! という意気込みよりも、必要なのは優しく寄り添ってあげること。それだけで、人はうれしくなるのです。
大切な人が悩んでいたら、相手の話をじっくり聞いてあげましょう。そして、自分の意見を押しつけず、相手がもっている力を信じてあげることです。