たこ焼きやお好み焼き、てんぷらなど様々な料理に重宝する小麦粉。料理に使った後はてきとうに封をして調味料棚に放置、というのが一般的ではないでしょうか。でもそのてきとうに保存したあなたの小麦粉、ダニだらけになっているかもしれません。少し前にこのダニで健康被害が生じたというニュースがありましたが、正しい小麦粉の保存法を確認し、小麦粉ダニを発生しないようにしましょう。

常温保存した小麦粉はダニの温床となる

わたしたちは基本的に小麦粉を常温保存していることがほとんどですが、この常温環境がまさにダニの温床となりやすいそう。ダニが発生しやすい条件が温度25℃〜30℃、湿度60%〜80%とされており、蒸し暑い夏場の屋内がまさにそんな環境であるからです。ダニの繁殖力は凄まじく、小麦粉にダニが入り込めば1日程度でも大量発生してしまうといいます。ダニが大量発生していることを知らずその小麦粉を料理に使用してしまえば、小麦粉と共に大量のダニを口に入れてしまうことに。考えただけでもゾッとしますよね。

小麦粉ダニでアナフィラキシーショックを起こすことも

小麦粉はどうせ熱を通すから大丈夫だろうと考える人もいますが、ダニが生息した小麦粉には大量のダニの死骸や糞も含まれています。これらはアレルギー体質であるないに関わらず、誰にでもアレルギー症状を引き起こす原因となることで知られています。ダニによるアレルギーの多くは蕁麻疹や赤班、痒みといった症状で現れますが、ひどい場合は一種のショック症状、アナフィラキシーショックを起こすこともあり、呼吸困難や意識障害といった危険な症状となって現れることもあるのです。

実際に小麦粉のダニで病院に搬送された事例

ちなみに小麦粉のダニが原因で病院に救急搬送される事例も起きています。その際は小麦粉に各種調味料が加えられた、"お好み焼き粉"でつくったお好み焼きを食べたことでアレルギー症状を起こしたとされています。小麦粉等の粉製品のダニが原因でアナフィラキシーショックを起こす事例はこれだけではありません。初めて報告されたとされる1993年時点でも国内外で50例以上も報告されているようです。特にアレルギー体質でもない方でも小麦粉のダニでアナフィラキシーショックを起こす可能性が指摘されているので、決して小麦粉のダニごときと馬鹿にできるものではないのです。

ダニの侵入を防ぐには冷蔵庫に保存が○

ダニは上記で説明したように、ある程度の暖かい温度でしか生息・繁殖できません。だからこそ小麦粉は常温保存ではなく、冷蔵庫に保存しておくべき。もちろん密閉を心がけるように。ダニの侵入を未然に防ぐことで、アナフィラキシーショックという最悪の事態から身を守ることができます。あなたの家の小麦粉、ちゃんと保存できていますか?


writer:サプリ編集部