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ニッポン放送 吉田尚記の家電アナ観察記+(プラス)



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超小型ドローン教官に学ぶ

遊んで身に付くドローン操縦



移動はもっぱら愛する自転車でというニッポン放送の爆走アナウンサー・吉田尚記が免許取得に向け動き始めた。といっても握っているのはハンドルではなく、スマホが装着されたプロポ(コントローラー)だ。

今月のZOOM! 観察ガジェット

アプリと専用超小型機体で楽しくドローン操縦を学ぶ



DRONE STAR

DRONE STAR 01

実勢価格:1万5000円

操縦の基礎を楽しみながら覚えることを目指したアプリ『DRONE STAR』に対応した初心者向け室内用小型ドローン。18gの超軽量ボディにカメラが内蔵されている。

「ドローン操縦者向け教育アプリ『DRONE STAR 01』でドローンの運転技術を磨いてるんだ。旋回・前後進やホバリングなど、チュートリアルとして出されるお題をクリアすることで次のステップに進めるから、ゲーム感覚でドローン操作を学べる。よっしゃ! ホバリング2コンボ!」と、スマホを見つめて一喜一憂する家電アナの周囲を超小型ドローンが飛行する。



▲無料アプリ『DRONE STAR』の画面を見ながら、基本操作をチュートリアルやミニゲームで覚えていく。アプリから各種パーツの購入も可能。

「淡々と操縦するだけになってしまいがちなラジコンと違い、遊ばせるための導線がしっかりと引かれている点がグッド。トイラジコンにありがちな“飽き”の問題がうまくコントロールされてるんだ。機体は18gと超軽量で、付属のプロポに収納できるから持ち運びにも便利。充電時に点灯するLEDが機体ではなくUSB側に搭載されているのも、極限まで本体を軽くしようという姿勢の表れなのでは?」と、小さな体の攻めガジェットに家電アナもご満悦。とはいえ、これだけ軽量になると人の移動による風圧や空調の変化でも操縦に影響が出るようで、ドローン教習機は幾度となく壁に激突。家電アナは「機体に近寄らなければ教官にハンコもらえたのに!」と我々取材班を睨みつけ、面目を保つのだった。



▲ドローン本体はプロポに収納可能。上部にスマホを取り付けてアプリを起動すれば、ドローンのカメラ映像のモニターにもなる。

「実際、初めて車の運転をした時と感覚が似てるんだよね。車の運転技術における社会性はスキルとしてドローン操縦にもきっと必要だろうし、それこそ将来的にドローンの操縦には免許が必要になるかもしれない」と家電アナは来るべきドローン社会に備え、『DRONE STAR 01』の録画機能で自身の運転を振り返る。「激突でプロペラが折れたけど、予備のプロペラが同梱されてるから大丈夫」と再びプロポを握る家電アナ。車の運転と同じで、ミスをして上手くなるのだ。



▲「プロペラは消耗品」とのこと。吉田アナのように壊しても、予備プロペラが付属されています。

ドローンの本質ってナンだ?

次なる子供ブームは空にあり



「以前から“ドローンてなんなのだろう”と考えてきたのだけれど、ドローンに特化したファンド『ドローン・ファンド』の発表記者会見に行った際に話題に挙がった“インターネットの本質はなんだ?”という問いでピンと来たんだ」と身の軽さは『DRONE STAR 01』以上の家電アナは、「インターネットの本質とはいないはずの場所にいられること、“テレイグジスタンス(遠隔存在感)”なんだ。地球の裏側にいる人とスカイプできたり、遠く離れた場所の映像が見られたり。ドローンにカメラを積めば、これまで絶対いられなかった上空からの目線を人類は手にできる。つまりドローンの本質もまた“テレイグジスタンス”なんだよね。車の発明によって人々の行ける場所が爆発的に広がったのと同じような革命が、ドローンによって起きるのでは!?」と家電脳をたぎらせる。

会見場では様々なドローンを目にし、「目視しないと老朽化が把握しにくい橋の裏側のような、GPSが届かない巨大建造物をチェックするための自律飛行ドローンの研究も進んでいる」と、大好物のイノベーションを満喫したようだ。

「空撮はもちろん、人間の手をかけずに大量の物資を運んだり農薬散布に活用したりとドローンにも様々な用途や市場があるなかで、ホビーな方向性で最も切り口が新しかったのが『DRONE STAR 01』。ドローン前提の社会へ向けて、このアプリで基礎を学ぶべし。ドローンを運転できないなんて、これからの時代女の子を口説けないぞ」と、ホバリング再講習中の教習生は力説する。

「ゲーム感覚で操縦技術が身に付くんだから、ひょっとしたら子供たちを起点にしたドローンブームが起きるかもしれないよね」。そう遠くない未来、少年がドローン漫画に夢中になっていたりするのではないだろうか。“爆走兄弟”ならぬ“爆飛兄弟”がレッツ&ゴーし、“四駆郎”ならぬ“ドロン駆郎”が機体を追いかけ猛ダッシュする……。“ドロえもん”の連載が始まれば、子供たちが夢中になる覇権漫画誌の誕生です。



▲わーわー言いながら、ドローン操縦技術を取得中の吉田アナ。内蔵の気圧センサーで高度維持をサポートしてくれるが、苦戦中……。

吉田 尚記(よしだひさのり)/「空を自由に飛びたいな」と言われれば「はい、ドローン」と笑顔でプロポを手渡す、ニッポン放送の家電好きアナウンサー。アイドルやアニメ、落語に精通しているほか、教習車を次々に廃車にするドローン操縦技術に『DRONE STAR』教官も顔面蒼白。

文/アメリカ・アマゾン(@America_Amazon)

※『デジモノステーション』2017年8月号より抜粋