アンソニー・モデストの中国への移籍交渉が取りやめとなったことを明かしたFCケルンだが、その日の夕方にはマインツから、ジョン・コルドバを獲得したことを発表した。

すでにkickerではシーズン終了時にも同選手への関心を伝えており、まもなくして新シーズンを迎えようというその直前に獲得が発表されている。24歳のコロンビア人の獲得には、移籍金は少なくとも1600万ユーロは投じるとみられており、契約期間は4年。背番号は15をつけることが明かされている。

ケルンでマネージャーを務めるヨルグ・シュマッケ氏は、「テンポとフィジカルでの強さ、そしてゴールへに推進力をもったCF。まだ若いが経験豊富で、さらに伸び代をもった選手」と評価。

当初からコルドバの獲得は、モデストの残留にかかわらず動いていることが伝えられていおり、水曜日には実際にその通りの流れを目にしたことになる。

コルドバはそのモデストと似たようなタイプの選手であり、さらにホッフェンハイムから加入したモデストと同様、ブンデスで対応する時間を必要がないという点でも同じだ。

コルドバは「マインツで素晴らしい時間を過ごした。ケルンへの移籍は正しいステップだと思う。この素晴らしい伝統あるクラブで、欧州の舞台でプレーするチャンスを得たいと思ったよ。どうしてもこのチャンスをいかしたかった」と語った。

2015年にグラナダからマインツに加入したコルドバは、昨季は29試合の出場で5得点5アシストをマークしている。