27日、米政府の複数の高官はこのほど、トランプ米大統領が対中政策で大きな挫折感を感じていることを明らかにした。写真は米議会議事堂。

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2017年6月27日、米華字ニュースサイト多維新聞によると、米政府の複数の高官はこのほど、トランプ米大統領が対中政策で大きな挫折感を感じていることを明らかにした。

北朝鮮問題はこう着状態が続き、中国の努力も効果が見えない。トランプ大統領の挫折感は募っている。貿易問題で中国に対する忍耐強い態度にも変化が出始めている。ロイター通信によると、米政府高官3人がこのほど、中国が北朝鮮問題で大きな動きを見せないこと、米中貿易をめぐる話し合いがかみ合わないことに、トランプ大統領は日に日に大きな挫折感を感じている。中国に対し、貿易制裁措置をとることも検討しているという。

米紙ニューヨーク・タイムズは最近、習近平(シー・ジンピン)国家主席とトランプ大統領の「蜜月は早晩に終わる」と予測。トランプ大統領は貿易、通貨、南シナ海問題などを棚上げし、北朝鮮問題で中国に協力をあおいだ。しかし、中国の北朝鮮に対する圧力は不十分で、効果は限られており、米国はさらなる圧力のため強硬姿勢を取る可能性がある。

韓国の延世大学の中国・朝鮮半島問題専門家のジョン・デルリー氏は、トランプ大統領が「北朝鮮問題で中国を助ける必要はないとの姿勢を示した後、貿易問題の協議に着手する可能性がある」と予測している。(翻訳・編集/大宮)