燃え残った英ロンドン西部の高層住宅「グレンフェル・タワー」(2017年6月19日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】英首都ロンドン(London)西部で14日に発生した高層住宅「グレンフェル・タワー(Grenfell Tower)」の大規模火災について、警察は28日、最終的な犠牲者数の判明まで「何か月も」かかる見通しだと発表した。

 英ロンドン警視庁(Scotland Yard)のフィオナ・マコーマック(Fiona McCormack)氏は報道陣に対し、「グレンフェル・タワーでの正確な犠牲者数を発表できるのはまだ何か月も先になる」と明らかにした。

 マコーマック氏は、「約80人が死亡または残念ながら行方不明とみており、行方不明者は死亡したと考えざるを得ない」としている。

 火災発生から既に2週間が経過しており、同氏は死者数の確定に向け「入念に、指先で触れるような慎重な捜索」を進めていると説明。その一方で、「火の勢いが猛烈だったため、身元の特定が不可能な人もいるのが痛ましい現実だ」と明かした。

 無事避難した人々や地元住民らは、警察による犠牲者数の把握が遅々として進まないことに怒りをあらわにするとともに、実際よりも少なく発表されていると批判している。

 英紙ガーディアン(Guardian)は、ある住民が作成したリストによれば死者数は120人を上回ると伝えている。
【翻訳編集】AFPBB News