ルノーは6月26日、トゥインゴのハイパフォーマンスモデル「ルノー・トゥインゴGT」を本国で発表した。このモデルは2017年10月から世界24カ国で発売され、日本導入は同年秋頃が予定されている。

パワートレインは、110ps/170Nmを発揮する898ccの直3ターボエンジン「TCe110」。トランスミッションは6速デュアルクラッチのEDCと5速MTを設定。0-100km/h加速タイムはMTが9.6秒、EDCが10.4秒、最高速はMTが182km/h、EDCが183km/hと発表された。

シャシーはルノー・スポールによってセッティングされた。サスペンションのスプリングはスタンダードモデルと変わらないがショックアブソーバーを一新するとともに、キャリブレーションを受け、GT専用の仕立て。アンチロールバーも大口径版が装着される。これらにより車高はスタンダードモデルより20mmローダウンされた。

17インチのタイヤ&ホイールを装着するエクステリアはスポーツイメージを強調。フロントやサイドのスカートをはじめ、サイドエアインテーク、リヤバンパーディフューザー、ツインテールパイプなどが特徴的だ。ボディカラーは写真のピマン・オレンジのほか、ルナー・グレイ、ディープ・ブラック、グレーシャー・ホワイトをラインナップする。ボンネットとルーフにはデカールのオプションが用意される。

インテリアではステアリングやシートが専用デザインとなるほか、シフトノブ・ベースやエアベントが専用仕様になる。アルミペダルやシフトノブがルノー・スポールの手がけたモデルを実感させる。