アンディの父親は…
 - Photofest / Walt Disney Pictures / ゲッティ イメージズ

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 アニメーション映画『トイ・ストーリー』には、なぜアンディの父親が登場しないのか? ファンの間でかねてからさまざまな憶測を呼んでいたが、新たに衝撃的な説が浮上し、インターネット上で大きな話題を呼んでいる。

 アンディが所有するカウボーイ人形のウッディたちおもちゃの世界を描いて世界中で大ヒットした『トイ・ストーリー』シリーズ。アンディの母と妹は登場するにもかかわらず、父が姿を現すことはなく、ファンの間では離婚説や死亡説が広まっていた。

 そして今回、人気YouTubeチャンネルSuperCarlinBrothersのインタビューで、同作にコンサルタントとして携わっていたというおもちゃデザイナーのマイク・モーツァルトさんが、脚本を手掛けた故ジョー・ランフトさんから聞いた話として、衝撃的な裏設定を披露。

 マイクさんによると、そもそもアンディの家族が住んでいた家は、実際にはアンディの父親の祖父母のもので、その証拠に家の壁にある写真に写っていたのはアンディではなく、実はアンディの父親なんだとか。写真をよく見てみると、アンディがかけていないメガネをかけている。そしてなんと、父親の名前もアンディだったというのだ。

 さらには、ウッディは1950年代にシリアル会社が景品の見本としてつくったもので、その後に生産されることのなかった人形であるため、世界にたった一つだけの貴重なものなのだそう。若き日の父は、どうしてもウッディの人形が欲しいとシリアル会社に手紙を出し、ウッディを手に入れたのだった。そのため、ウッディのブーツに書かれた「アンディ」の名前は父のことだという。

 それから、アンディの父はウイルス感染症である急性灰白髄炎(ポリオ)にかかり、感染拡大を防ぐために持っていたおもちゃをすべて焼却処分せざるを得なくなったが、ウッディ、スリンキ、ミスター・ポテトヘッドだけをどうにか手元に残す。その後、アンディの父は病気を克服し、大人になって結婚、生まれてきた子供アンディに自らの大切なおもちゃを託し、ポストポリオ症候群で亡くなってしまったのだという。ウッディたちは、名前も一緒で顔がそっくりなアンディとアンディの父を区別できていないのだという。

 動画では、実際の場面写真などを使って説明しており、この裏設定はかなり筋が通っていると思わずにはいられないものになっている。しかし、ランフトさんと一緒に同作の脚本を担当したアンドリュー・スタントンはTwitterで「完全なる嘘のニュース。みんな家に帰って。(動画や紹介記事には)見るべきものは何もないよ」とこの裏設定を完全否定している。果たして真相は一体どうなのか。それにしても、今回の裏設定を知ったら、『トイ・ストーリー』の見方もまた変わりそうだ。海外メディアからはこの裏設定を前日譚として映画化すべきとの声もあがっていた。(編集部・石神恵美子)