27日、韓国・京郷新聞によると、国際的な環境保護団体「グリーンピース」が、人気の情報通信技術(IT)機器44製品を対象に、資源の無駄を減らす設計になっているかを評価し、結果を公開した。写真はサムスンのスマートフォン。

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2017年6月27日、韓国・京郷新聞によると、国際的な環境保護団体「グリーンピース」が、人気の情報通信技術(IT)機器44製品を対象に、資源の無駄を減らす設計になっているかを評価し、結果を公開した。

評価基準は「分解のしやすさ」「交換用部品販売の有無」「修理マニュアル提供の有無」だ。グリーンピースの関係者は「機器が容易に分解でき、主要部品を購入することができる場合、一般的なユーザーが自分で修理することができ長く使うことができる」とし、「きちんと分解できる製品ほど、廃棄時の部品のリサイクルも容易」と説明した。

米カリフォルニアに拠点を置く、修理パーツ・修理用特殊工具の開発や販売を手がけるベンチャー企業「アイフィックスイット(iFixit)」が、分解のしやすさについてスコアを付け、残りの項目はグリーンピースが直接調査した。

その結果、スマートフォンの分解のしやすさで最も優れた製品はオランダ・フェアフォンの「フェアフォン2」が満点の10点だった。専門技術がなくとも、ドライバーのような一般的な工具のみを利用してバッテリー・ディスプレー交換が可能という。また主要部品を直接購入して修理することができ、修理マニュアルも提供される。韓国LGの「G4」「G5」も分解が容易との評価(8点)を受けて共に2位に入ったが、こちらは主要部品の個別販売が行われていない。

スマートフォン部門で最下位という不名誉な称号は、サムスン電子の「ギャラクシーS7」「ギャラクシーS7エッジ」(いずれも3点)、「ギャラクシーS8」(4点)に与えられた。機器を開けることが難しく、特殊工具でのみ修理が可能だという。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「部品のリサイクルがうまくいけば環境に優しいことになるの?」「製品を勝手に開けられたら、防じんや防水効果はどうなるんだ?」など、評価基準に懐疑的な意見が寄せられた。

また、「こんなことで環境問題を議論するより、中国のPM2.5問題をなんとかしてくれ」と、本来の環境問題を優先すべきとする声や、「分解できない製品の方が信頼が置ける」とのコメントもあった。(翻訳・編集/三田)