28日、韓国メディアによると、日本の篠塚隆駐米アトランタ総領事が少女像について「日本に対する憎悪の象徴」と発言したことに関し、韓国の市民団体が「日本政府が密かに韓国の平和を壊そうとしている」と批判した。写真は韓国の元慰安婦が共同生活を送るナヌムの家。

写真拡大

2017年6月28日、韓国・ニューシスによると、米アトランタのブルックヘブン市で慰安婦を象徴する少女像の建立が進む中、日本の篠塚隆駐米アトランタ総領事が少女像について「日本に対する憎悪と怒りの象徴」と発言したことに関し、元慰安婦を支援する韓国の市民団体が「日本政府が密かに韓国の平和を壊そうとしている」と批判した。

韓国の市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」のユン・ミヒャン共同代表は28日、ソウルの旧日本大使館前で開かれた「日本軍性奴隷制問題解決のための第1289回定期水曜デモ」で、「今月30日にアトランタに平和の碑を建立するという私たちの計画を日本の総領事が本格的に妨害している」と明らかにした。

その上で「日本政府は私たちの平和を『1つの民族を憎悪し、名誉を傷つけるための運動』と言って密かに壊そうとしている」と主張し、「私たちの運動は日本政府を変えるための運動であると同時に、韓国を変え、韓国社会の平和を作っていく運動である。日本政府は平和碑の建立に反対する活動をやめよ」などと訴えた。

この報道を見た韓国のネットユーザーからは、日本政府に向けて「安倍首相は組織的に計画された犯罪を認めて謝罪し、歪曲(わいきょく)をやめて今の世代、次の世代に正しい歴史教育を行ってほしい」「日本は過去の失敗から学んだ教訓を自ら世界に伝えていくべき」などのメッセージが寄せられている。そのほか「日本が自分たちの愚かさに気づくのはいつ?」「日本は本当に冷酷な国だね。米国はどちらの味方だろう?」などの疑問を投げかける声も。

一方で「なぜ日韓の仲を引き裂こうとする?」「従北団体が反日をあおっている」など挺対協に否定的な声もみられた。(翻訳・編集/堂本)