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博報堂生活総合研究所は7月26日、「7月の消費予報」を発表した。調査は6月1日〜5日、20〜69歳の男女1,500名を対象にインターネットで行われた。同所では、調査対象者に「来月の消費意欲」を点数化してもらうなど、消費の先行きに関する調査を2012年4月から毎月実施。その結果を「来月の消費予報」として発表している。

7月の消費意欲指数は49.1点。最低値となった前月から3.8pt上昇した。消費意欲指数の理由(自由回答)をみると、「ボーナスが6月末に入るので、何か自分への御褒美で物を買いたいと思う」(70点/女性26歳/神奈川県)、「ボーナスが出るので、好きなものを思う存分買える」(100点/男性51歳/愛知県)などのコメントがあった。このように「金銭的に余裕がある」(前年同月比+22件)といった声が多く、前年よりも大きく増加。また、「旅行の予定がある」(同+15件)や「イベントがある」(同+11件)なども増加となった。

7月に「特に買いたいもの・利用したいサービス」があるという人は、前月より7.3pt増の31.0%(465名)。特に「外食」(前年同月比+31名)や「家電・AV」(同+36名)が前年同月に比べて30人以上増加したほか、「ファッション」(同-13名)や「理美容」(同-3名)を除くすべてのカテゴリーで前年よりも増加しており、幅広い分野で消費意欲が高まっていることがわかった。

自由回答からは消費意欲の高まりが伺えた一方で、消費意欲の点数は前年同月比-0.5ptに。消費意欲指数の理由で「積極的な回答をした人」(以下「積極層」)、「消極的な回答をした人」(以下「消極層」)、「どちらでもない中間の回答をした人」(以下「中間層」)に分けて点数の平均を算出した。

その結果、「積極層」(74.0点、前年比+0.7pt) の点数が伸びているのに対し、「消極層」(37.9点、同-1.8pt)や「中間層」(48.0点、同-4.1pt)の点数が低下。消費に積極的な層の意欲が高まっても、それ以外の層が足を引っぱることで、全体の消費意欲指数が伸び悩んでいるという構造が伺える結果となった。