msc_4main

写真拡大 (全3枚)

翌日には、メキシコの最大の島、コズメルに到着した。ユカタン半島の沖に浮かぶ、メキシコきってのリゾートアイランドだ。今回はじっくり観光する時間はなかったが、メキシコの燦々とした太陽、その光を反射させ、青く輝く海にはであうことができた。もちろんマルガリータも!ちなみに、コズメル島内にはサン・ヘルバシオ遺跡があり、メキシコ本土にある、マヤ文明の神秘を語る世界遺産、トゥルム遺跡に足を伸ばすこともできる。
最後の寄港地となったナッソーでは、たまたま天気が悪かったこともあり、船のなかでのんびりと過ごすことにした。イタリア語レッスンやダンスレッスンなど、さまざまなアクティビティーがあるので、あっという間に1日が過ぎてしまう。
なお、ナッソーには、海中生物を観賞できる水族館や巨大なウォーターパークを備えた、大型リゾートホテル「アトランティスと」がある。海に沈んだ伝説の大陸をテーマに作られた「アトランティスと」は、クルーズでナッソーを訪れる人々の人気のディズティネーションだ。

旅の新境地は、クルージングから。

7泊8日のカリブ海クルーズはまさにあっという間だった。2016年秋に地中海・エーゲ海クルーズに参加し、今回カリブ海をクルーズ船でめぐり強く感じるのは、「クルーズの旅は楽ちんで自由」ということ。自分で移動しなくても船が移動してくれるので、荷物の移動をすることなく、目的地に到着できる。朝起きて別の港に到着しているのは、何度体験してもちょっとした感動を覚える。船の中では前述のクルーズカードがさまざまな役割を果たしてくれるので現金を持ち歩く必要がない。夕食の後、ショーを楽しんでも、バーでお酒をいただきちょっといい気分になっても、5分足らずで自分の客室に戻ることができるのもうれしい。

欧米やほかのアジアの国に比べ、クルーズ人口の少ない日本だが、インバウンドの人たちの日本人気もあいまって、このところ外国船の日本発着のクルーズも増えている。MSCクルーズも、2018年5月に、MSCスプレンディダ(総トン数:13万7936トン、最大乗客定員:4363名)で、初となる自社運航による日本発着クルーズを実施することを発表した。もっともリーズナブルな「内側キャビン・ベッラ」で10日間2名1室料金1人9万8,000円と、料金的にも手が届きやすい。

今やクルーズは一部のお金持ちのための旅のスタイルでも、「一生に一度の旅」でもない。海外発着のクルーズもエキサイティングだが、自分が住む国を海上から眺めることができる日本発着のクルーズも特別な体験になるはずだ。今度は日本発着のクルーズに乗ってみようかと、早速パンフレットを取り寄せた。

最後に──。日常と非日常が絶妙に混在するクルーズの旅で、筆者が特に気に入っているのは朝の船尾。カリブ海のターコイズブルーの海が。太陽がのぼっていくにつれ、輝きを増していく。そんな地球の原風景のような景観を眺めてから朝食へと赴いた。自室のバルコニーから眺める大海原も格別だ。 

(text by aya hasegawa)



>>欧米人のリゾートの定番、憧れのカリブ海クルーズレポート
>>欧米人のリゾートの定番、憧れのカリブ海クルーズレポート(2)
>>欧米人のリゾートの定番、憧れのカリブ海クルーズレポート(3)
>>欧米人のリゾートの定番、憧れのカリブ海クルーズレポート(4)
>>欧米人のリゾートの定番、憧れのカリブ海クルーズへはデルタ航空で!

協力:MSCクルーズ