飲み会が嫌いな人必見! 嫌いな理由別「飲み会を乗り切る方法」

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会社の同僚や友人同士でお酒を飲む「飲み会」は楽しいイメージがありますが、中にはどうしても飲み会が嫌いだという人も。お酒が苦手だったり、気をつかいたくなかったりと、いろいろな理由があるようです。今回は、女性185名と専門家の意見から、飲み会嫌いな人が「飲み会を乗り切る方法」をご紹介します。

■「飲み会が嫌い」な女性心理を調査!

飲み会に誘われたら一応参加はするけど、実際は苦手という人も少なくないですよね。どのような心理から、飲み会への苦手意識が生まれているのでしょうか? 女性185名にアンケートで調査してみました。

◇飲み会が嫌いな女性はどれくらいいるの?

まずは、飲み会が嫌いな女性はどれくらいいるのかを聞いてみましょう。

Q.あなたは飲み会が嫌いだと思ったことがありますか?

・はい……67.6%
・いいえ……32.4%

約7割の女性が「飲み会が嫌い」だと感じた経験があるようです。その飲み会の目的や、参加するメンバーにもよるのかもしれませんが、飲み会に抵抗がある女性は意外と多いのかもしれません。

◇女性に聞いた「飲み会が嫌いな理由」

「飲み会が嫌い」だと思ったことがある女性たちに、気になる理由を聞いてみました。一体どんな理由から、苦手意識が生まれてしまったのでしょうか?

☆お酒が飲めない・苦手だから

・「お酒が飲めないので、酔うと絡んでくる人との飲み会は憂鬱になる」(33歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)

・「お酒が好きではないのに飲まないといけないし、あまり飲んでいないのにお金がかかる」(24歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

☆会話が苦手だから

・「初対面の人とうまく話せるか不安だと思ってしまうから」(33歳/その他/販売職・サービス系)

・「面倒な会話をしなければならないから」(23歳/その他/その他)

☆話したくない人がいるから

・「パワハラやセクハラ発言をされて、飲み会が嫌いになりました」(32歳/アパレル・繊維/営業職)

・「仲がよくない人とのコミュニケーションが苦手なので」(33歳/小売店/販売職・サービス系)

☆気をつかうのが面倒だから

・「会社の飲み会で上司や先輩にお酌をしたり、会話に気をつかうところ」(27歳/金融・証券/事務系専門職)

・「上司にお酒を注ぎ、次々に運ばれてくる料理を取り分けたりと、気をつかうばかりで楽しむ暇もなく、延々と愚痴やお説教を聞かされても笑顔をキープしなければならなくて、とにかく気疲れした」(34歳/医療・福祉/専門職)

◎女性意見・まとめ

お酒が飲めない人や、コミュニケーションが苦手な人は、飲み会が嫌いになる傾向があるようですね。飲み会の誘いを断れずに無理に参加すればするほど、苦手意識が強くなってしまうのかもしれません。とはいえ、すべての飲み会が苦手というわけではなく「会社の飲み会」や「合コン」など、特定の飲み会を苦手とする声も多く寄せられました。

■飲み会が嫌いな理由別「飲み会を乗り切るための方法」

飲み会が嫌いでも、付き合いなどで飲み会に参加しなければいけないときもありますよね。そんなときはどう乗り切ればいいのでしょうか? 男女の心理のちがいにくわしい、心理コーディネーターの織田隼人さんに聞いてみました。

◇お酒が飲めない・苦手な場合

お酒が飲めない・苦手な人は、飲み会ではペリエやジンジャーエールなどの「炭酸系のドリンク」を頼んでおきましょう。炭酸系のドリンクはお酒っぽい見た目になるので、ノンアルコールだということをごまかしやすいです。

もしも最初の注文で、お酒を飲まざるをえない雰囲気になったら、瓶ビールから小さなコップにわけてもらい、口をつけるふりだけしましょう。そのあとは、「お酒を飲まずに席を替える」という選択肢がおすすめです。席を替えてしまえば、飲まずにコップを放置できます。また席を替えるときは、お酒を飲まない人をあらかじめ見つけておいて、その人の近くの席に行きましょう。そうするとお酒を飲まされずに済むことが多くなります。

◇会話が苦手な場合

会話が苦手な場合におすすめなのは、「おじさん」と会話することです。おじさんは自分語りが好きなので、「仕事の武勇伝を教えてください!」と話しかけると、どんどん語りはじめてくれます。「徹夜したんですか?」「お客さんと揉めたりすることはありますか?」「上司と言い合いになったことは?」など聞いてみると、そのままどんどん語り続けてくれます。その間、「すごいですね!」「知らなかった!」「大変そうですね〜」という言葉を繰り返すと、時間が過ぎていきます。おじさんは喜びますし、会話が苦手な人でも相づちを繰り返すだけでその飲み会を乗り切れる方法です。

◇話したくない人がいる場合

話したくない人がいる場合は、その人と物理的に少し遠い席に座りましょう。飲み会は、だいたい4人から最大6人くらいがひとつの会話のグループになります。つまり、2席くらい空いていれば苦手な人と一緒に会話をするグループにならなくて済むのです。このように、話したくない人とは2席空けて座るようにすると、「なんとなく一緒のグループに入らずに済む」という距離感を保つことができます。

◇気をつかうのが面倒な場合

12人を超える飲み会の場合、気をつかうのが面倒な人にとてもいい方法があります。それが「席を外す」という技です。飲み会の途中にグラスを持って抜ければ、「席を替えるのかな?」と相手は思います。そのまま外に行って時間を潰しても、バレることは少ないでしょう。

このときに大事なのは「1人で抜ける」こと。誰かを誘って抜けようとするとバレやすいです。最初だけ参加して、時間が経ったらうまくこっそりと抜け出してしまいましょう。ただし、会社のお偉いさんや取引先がいるなど、大事な飲み会のときはやりすぎないよう注意です。

■飲み会を断るときの「スマートな断り文句」

どうしても参加したくないほど飲み会が苦痛なときは、無理に参加せず、誘いを断るのもひとつの手。とはいえ、角が立たないようにスマートに断りたいですよね。どんな断り方がいいのか、心理コーディネーターの織田隼人さんに聞いてみました。

◇「会社の飲み会」の断り方

「会社の飲み会」を断るときは、親族の事情を理由に使うといいです。「家庭の事情があるので」などと言うと、無理に誘わないようにしようと思ってもらえます。また詳細を聞かれたら、「あまり明るい話じゃないのでスルーしてください」という形で乗り切れます。嘘をつくのはあまりよくないですが、この嘘は相手を傷つけず、自分の身を守るための嘘です。「相手のための嘘だから、言っても大丈夫」と自分を納得させましょう。

◇「友人同士の飲み会」の断り方

「友人同士の飲み会」を断りたいときは、「仕事で忙しくて」と言いましょう。仕事のせいにすると「自分のせい」ではなくなりますし、さすがに友だちも「仕事を減らせ」とは言ってこないはず。もし「仕事を減らせ」と言ってくる友だちがいるとすると、それは友だちではなく「相手を支配しようとする面倒な相手」なので、関係を見直したほうがいいでしょう。

◇「出会い目的の飲み会(合コンなど)」の断り方

これはとても簡単です。「好きな人がいる」または「彼氏がいる」と言って断るといいです。好きな人がいなくても、そう言ってしまいましょう。男性の影がないと思われているようなら、「遠距離恋愛している」と言っても大丈夫です。

女性にこの手の話をすると、いろいろと聞き出そうとしてくる人がいますが、スマホのソーシャルゲームで気に入った男性キャラクターなどを、架空の彼氏や好きな人として、適当に喋っておくとなんとなくつじつまも合います。

■まとめ

飲み会が嫌いなのに無理に参加し続けていると、ストレスになってしまうことも。嫌いな理由は人それぞれですが、自分自身でしっかりと理由を把握できていれば、対処は可能なようです。くれぐれも飲み会参加者との関係が悪化しない程度に、スマートに乗り切りましょう。

(監修:織田隼人、文:ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2017年6月12日〜6月13日
調査人数:185人(22〜34歳の女性)