Image: witaya ratanasirikulchai/Shutterstock.com


こりゃ分かりやすい。

2020年の東京オリンピックに向けて「大量の外国人観光客に日本のインフラは対応できるのか」なんて議論が交わされてきました。街中のWi-Fiは充実してきたものの、やはり旅行客として来るとカフェや公共の無料Wi-FIだけではちょっと頼りないわけです。ましてや『ポケモンGO』にSnapchat(スナップチャット)と位置情報を利用した面白さを提供してくれるアプリを使ったり、撮った写真をすぐにInstagram(インスタグラム)にアップしたり...となると、モバイルルーターなどを空港で借りないと物足りませんよね。

そんな訪日外国人向けのネット通信手段としてNTTドコモが新しく発表したのが、データ通信専用のプリペイドSIM「Japan Welcome SIM」です。

「Japan Welcome SIM」は、訪日前に専用サイトでお申込みの上、訪日後に空港内の施設等にてSIMカードを受け取り、ドコモの通信ネットワークを15日間ご利用頂けるサービスです。APN設定は不要で、お持ちのスマートフォンやタブレットにて簡単に利用できます。

なるほど確かに、これなら自分が普段から使っているスマートフォンをそのまま使い続けられるうえに、ルーターを携帯しなくても良いわけですね。しかし面白いのはその料金プランです。なんと訪日前に広告を閲覧したりアンケートに回答することで128Kbps通信を無料で借りることもできるんです。広告を見たら無料...これは賢いですね。1,000円のプラン1000は128Kbps通信が無制限に利用可能。1,700円のプラン1700は高速通信(受信時最大 682Mbps)が500MBまで、その後は128Kbps通信が無制限に利用可能とのこと。

高速通信が追加で必要になれば追加料金を支払う、もしくは広告を閲覧することで追加で通信量を得ることもできるみたいですよ。


また、各プランともに、高速データ通信量のチャージも可能で、広告動画を見たり、アンケートに回答すること等で、それらに応じた高速データ通信量を無料でチャージする方法と、100MB/200円(税別)、500MB/700円(税別)を購入してチャージする方法があります。


通話はできないので注意です。SMS(メッセージ)は受信のみとなっているようです。

筆者も日本に帰国するたびに通信環境についてリサーチをするのですが、最近はこういったサービスが充実してきています。私が米国で契約しているキャリアT-Mobileの場合、日本でソフトバンクと提携をしており、米国のSIMの入ったスマホをそのまま持って入国すれば2G通信が無制限に利用可能、SMS(メッセージ)も送受信無制限に可能、音声通話も20セント/分で利用ができます。高速データ通信も追加料金を払うと購入できるようです。


日本にようこそ!訪日外国人向けのdocomoプリペイドSIMはなんと無料でレンタル可能2
Screenshot: 塚本 紺
空港に着いた瞬間に受け取ったメッセージ。「日本へようこそ!」


滞在先でWiFiが使える場合はこれだけで良いと感じる人もいるかもしれませんね。2Gはかなり遅いですが…。

そうでなくとも日本は魅力のある旅行先ですが、こういった改善によってさらに観光客やビジネス客にとって便利な場所になりそうですね。


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Source: Japan Welcome SIM, NTTドコモ

(塚本 紺)