EUの欧州委員会から独占禁止法に抵触しているとして、24億2,000万ユーロ(約3,000億円)にも上る巨額の制裁金を科された件について、Googleがコメントを発表しました。AmazonやeBayといったライバル企業に対抗するための行為が、今回の制裁を引き起こしたことなどが記されています。

3,000億円の罰金は過去最高

欧州委員会によると、Googleは自社サービスであるGoogle Shoppingのページを優先的に表示することで、AmazonやeBayといったライバル企業との公正な競争を避けようとしていました。
 
これが競争を阻害し、消費者に害を及ぼしていると判断され、独占禁止法違反としては過去最高の24億2,000万ユーロ(約3,000億円)をGoogleは科されることとなりました。

Amazonというライバルがいると反論

しかし、Googleは27日に更新したブログで「文字だけの広告よりも、画像や評価、価格つきの広告をみせることは、我々のみならず、広告主や消費者にとっても理にかなっている」として、多くの欧州企業がAmazonやeBayに対抗するべく、Google Shoppingで広告を出している現実を指摘しました。
 

 
さらに、Amazonが「恐ろしい競合相手(formidable competitor)」になっているとも述べ、決してGoogleが市場を独占しているわけではないことを強調し、独占禁止法に抵触しているとの判断は誤っていると強く主張しました。
 
Googleは今回の欧州委員会の判断に対し、EU司法裁判所へ上訴する構えを見せていますが、同社は今回の問題と別に、AndroidやGoogle AdSenseでも独占禁止法絡みで捜査を受けています。また以前には、Appleが欧州委員会から脱税疑惑を指摘されたこともあり、EUがアメリカ企業を狙い撃ちしているのではないか、との批判が高まりそうです。
 
 
Source:Google
(kihachi)