大型スーパーで販売されている輸入ビール(ロッテマート提供)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の大型スーパーで輸入ビールを買い求める人が急増している。ロッテマートでは輸入ビールの売上高がミネラルウオーターを上回ったことが28日、分かった。

 ロッテマートによると、年初から6月24日までのミネラルウオーターの売上高を100とすると、輸入ビールの売上高は124.2だった。2013年に輸入ビールの売上高はミネラルウオーターの6割程度だったが、初めてミネラルウオーターを超えた。
 ミネラルウオーターの売上高が減ったというよりは、輸入ビールの人気の高まりによるものだ。ロッテマートの今年(6月24日まで)のミネラルウオーターの売上高が前年同期比10.1%増だったのに対し、輸入ビールは142.0%の伸びを見せた。
 近年、多様な味や香りを持つ輸入ビールを好む消費者が増えている。お酒を楽しむ女性が増えたほか、「ひとり飲み」も広がり、輸入ビールの浸透につながったと分析される。20〜30代の若者を中心に、適度にお酒をたしなむ傾向があることも要因の一つだ。
 こうした変化を感じ取った大型スーパーは、品ぞろえを増やしたり販促イベントを開いたりして輸入ビールの市場拡大をリードしている。
 ロッテマートはクラフトビールの取り扱いも始めた。今月29日から来月12日にかけてはアジアのビールの特売イベントを行う。
mgk1202@yna.co.kr