米軍の巡航ミサイルによる攻撃を受けた後のシリア中部のシャイラト空軍基地。ロシア国防省のウェブサイトより(2017年4月8日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米国防総省のジェフ・デービス(Jeff Davis)報道官は27日、シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権が化学兵器を使ったとみられている今年4月の攻撃の拠点となったシリア中部のシャイラト(Shayrat)空軍基地で「化学兵器使用を準備していることを示す活動がみられた」と発表した。

 ホワイトハウス(White House)は26日、アサド政権が反体制派の支配地域に対して行った4月4日の化学兵器攻撃の前と同様の活動がみられると指摘し、アサド政権が化学兵器を使用すれば「罪のない子供を含め、大量の民間人が殺害される結果になる可能性が高い」ため、「重い代償」を支払うことになるだろうと警告していた。

 米政府は4月6日、化学兵器使用への対抗措置として巡航ミサイルでシャイラト空軍基地を攻撃。これは米国にとってアサド政権に対する初の直接攻撃で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領にとっては1月に就任して以来最も劇的な軍事行動となった。

 トランプ大統領とフランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は27日に電話会談し、シリアで化学兵器を使った新たな攻撃が行われれば両国が共同で対処することで一致した。
【翻訳編集】AFPBB News