25日、韓国・JTBCは、晴れているにもかかわらず外で遊ぶ際には傘が手放せないという、韓国のある幼稚園の実態を伝えた。写真は傘。

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2017年6月25日、韓国・JTBCは、晴れているにもかかわらず外で遊ぶ際には傘が手放せないという、韓国のある幼稚園の実態を伝えた。

問題の幼稚園では、子どもたちが大好きな外遊びの時間になると、後を追う教師の手には大きな傘が握られる。近隣のゴルフ場から飛んでくるボールを避けるためだ。実際、遊び場や駐車場の花壇、建物の中など至る所にゴルフボールが落ちているのがこれまで見つかっており、ボールが当たったとみられる幼稚園2階の外壁は剥がれ落ちてしまったそうだ。

幼稚園の裏手からゴルフ場までは10メートル余りしかない。しかし飛んでくるボールを避ける防球ネットも設置されておらず、保護者からは不安の声が上がっている。

幼稚園は3年前に開園したものだが、管轄する自治体は「ゴルフ場は有害施設ではなく、幼稚園の位置選定に問題はなかった」と説明している。現在、ようやく防球ネット設置予算が確保されたものの、まだ工事は始まっておらず、しばらく「傘必須の外遊び」が続きそうだ。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「責任はゴルフ場にある」「幼稚園ではなく、ゴルフ場がネットを設置すべき」とゴルフ場の責任を追及するコメントや、自治体に対し「ゴルフボールが当たった子どもが障害を負ったら有害施設に認定するの?安全設備を備えていない施設は有害だと思う」「子どもの安全が最優先だろ」など非難の声が相次いでいる。

その他にも、「もし自分だったら子どもを幼稚園に行かせられないかも」と親の気持ちを思うコメントや、「子どもが犠牲にでもならないと安全ネットを設置しないというわが民族」「この国はおかしいよ」といった自虐コメントも寄せられた。(翻訳・編集/松村)