26日、中国新聞網によると、中国社会科学院新聞伝播研究所と社会科学文献出版社が発表した報告書「中国新媒体発展報告2017」で、中国人観光客の海外でのイメージが向上していると報告された。写真は便座。

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2017年6月26日、中国新聞網によると、中国社会科学院新聞伝播研究所と社会科学文献出版社が発表した報告書「中国新媒体発展報告2017」で、中国人観光客の海外でのイメージが向上していると報告された。

報告では、2016年の中国のインターネット上の国際世論場における2つの注目ニュースは、中国人観光客による「日本での便座持ち去り事件」と「タイでのエビ挟み事件」だったとされている。記事はこの2つの事件について、「海外旅行者のマナーに対しては、メディアだけでなく中国国民の注目も高いことが分かる」と指摘。理由としては、自国民に対する自信の低さがある一方、メディアのマイナス面の報道の多くが反省材料として捉えられている側面があるようだ。

そうした国民の視線もあってか、中国人海外旅行者の評価は以前と比べて改善しているという。報告によると、中国人の被調査者の8割以上が自分の海外旅行でのマナーに満足を示しているという。また、外国人の被調査者も「中国人観光客のマナーが5年前と比べて向上した」という認識が強く、特にインドネシア、シンガポール、フランス、英国、米国の5カ国でその傾向が顕著だったとされている。一方で、「メディアでマイナスの報道が多い国と地域」においては、中国人観光客のマナーに対する評価は低くなっているとのこと。

報告は、「全体的には、2016年の海外メディアの中国人観光客に対する報道はプラス面のものが主だった」として、米ワシントン・ポスト紙が「中国人観光客の中にはマナーが悪い人もいるが、1億人余りの海外旅行者のほとんどはそうではない」と報じたことなどを取り上げている。(翻訳・編集/北田)